タレントの壇蜜が18日、都内スタジオで行われた番組『俺ジナルアートだぜ!一億総クリエーター化計画 NEO芸術バラエティ』(読売テレビ・日本テレビ系 3月31日 23:59~24:54)の記者会見に、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太とともに出席した。
自分だけの面白アートを密かに追及したり、SNSに写真をアップしてたくさんの"いいね!"を集めている、名もなきアート作品を「俺ジナルアート」と名付け、見るからに時間をかけたすごい作品から、アイディア勝負のおバカな作品まで、名もなき「俺ジナルアート」を一挙紹介した同番組の収録を終え、壇は「形に残るものだけがアートじゃないんだなって思う瞬間でした。写真に撮られることや、いろんな人に噂で伝わることも、アートが広がっていく1つの手段で、食べるまでもアート、見るまでもアート、使うまでもアートなので、アートの幅ってすごいんだなって思いました」と感慨深げに語った。
また、絵の連載を行うなど、アートにも造詣が深い壇は、アートに興味を持ったキッカケを聞かれると「『箱根 彫刻の森美術館』の"密着"という、人が床にベタッとくっ付いている像を、高校生のときにクラスメイトと学校の行事で見たときに、その裏側を覗きたいとか、触りたいとか、もっと知りたいという意欲が急に湧いたんです」と回顧し、「それがもしかしたら、興味を持つキッカケになったのかもしれません」と打ち明けた。
現在、密かに取り組んでいるアートについて、壇は「熱帯魚を数年前から飼い始めて、お魚の形や色自体もある意味アートなのかなと思って、お魚の形と色の相性を調べながら、できるだけ色味をキレイにみせるためにどうしたらいいか、水槽の中で総合芸術ができたらいいなと思って、熱帯魚屋さんと相談しながら楽しんでいます」と告白した。
山里と共演した感想を求められると、壇は「勝手に同世代と思っているんですけど、私がデビューする前からテレビに映ってらっしゃる先輩なので、足を引っ張らないようにと、今日臨んだんですけど、結果、散々でしたね…」と肩を落とし、「改めて自分の喋りがゆっくりすぎて、大丈夫かなって心配でした」と吐露。これに山里は「皆さんの情報を読むんですけど、それが何故か官能小説を朗読しているみたいで斬新」と絶賛し、「補足説明をドキドキしながら聞けたよ」と鼻の下を伸ばした。
最後に、各社からの質問が終わると、山里は「僕の経歴とか聞かないでも大丈夫ですか?」と切り出し、「プロフィールに『特技:ジャズバーでセッション』って書いてあるけど、バイトしていただけ。セッションはできない」と告白して報道陣を沸かせる一幕もあった。