歌手で俳優の福山雅治が主演を務める4月スタートのフジテレビ系ドラマ『ラヴソング』(毎週月曜21:00~21:54)のヒロインに、シンガーソングライターの藤原さくらが決定したことが22日、明らかになった。

月9ドラマ『ラヴソング』ヒロイン役に決まった藤原さくら

今回オーディションで100人の中から選ばれたシンデレラガールの藤原は、福岡県出身の20歳。スモーキーな歌声が人気で、演技経験は一切無いものの、「"人を引きつける歌声""独特な表現力""チャーミングなキャラクター"」(草ヶ谷大輔プロデューサー)を持ち合わせていると評価され、見事に合格した。この合格はサプライズで発表され、藤原は驚きで言葉も出なかったが、ギターを渡されると「緊張する!」と言いながら、笑顔で美声を披露した。

そんな藤原が演じるのは、自身と同じ名前を持つ佐野さくら。広島の児童養護施設で育ち、孤独を背負って生きてきた人物で、現在は大型車の整備・販売会社で働いているが、コミュニケーションをとるのが苦手で、職場にもなじめず、人生に嫌気が差しているという役どころだ。

さくらはある日、福山演じる元プロミュージシャンの企業カウンセラー・神代広平のもとへ。その後、神代は、さくらの"天賦の才能"とも言える歌声を聴き、音楽を通して心を通わせることで、失いかけた人生を取り戻していき、さくらも神代との出会いから、生きる希望を感じて、恋心を抱くようになっていく。

藤原は「難しい役柄ではありますが、真剣に向き合って演じていきたいです」意気込み、歌唱シーンについては「役のさくらは、ひょんなところから歌に出会って変わっていくので、いつもの自分をそのまま出して歌うというよりも、佐野さくらだったらどうやって歌うんだろうというところを考えながら歌っていけたらと思ってます」とイメージを語っている。

このほかにも、共演者が決定。さくらの姉代わりという存在の中村真美役を夏帆、神代が大学時代に組んでいたバンドメンバーで現在は外科医の増村泰造役を田中哲司、ライブハウスを経営する笹裕司役を宇崎竜童、かつての神代のバンド仲間・宍戸夏希役を水野美紀が演じる。

夏帆

田中哲司

宇崎竜童

水野美紀