整体師の大山奏です。寒さが厳しくなると外にいる時間も短くなり、運動もなかなかできなくなりますよね。そんなとき、会社や通勤時間を使ってストレッチができたらいいと思いませんか。
特に寒いと、自然と背中を丸める姿勢になりやすくなります。そうすると肩こりがひどくなってしまいます。今回は、デスクワーク途中で簡単にできる肩こり解消ストレッチをご紹介します。
腕組み持ち上げストレッチ
Step1: 両手をクロスさせて組み、身体の前に伸ばします
Step2: そのまま腕を頭の上に持ち上げます
Step3: さらに後ろに引けるところまで腕を引きます
Step2の状態時、これ以上腕が後ろに動かないという人は、無理のない範囲まで引くだけでOKです。肩周りや肩甲骨周りのこりがひどい場合は、両腕を真上に上げるのもつらいかもしれません。
呼吸を止めずに深く息を吐きながら、だんだんと後ろに引っ張られるように腕を引いていきます。10~15秒くらいしたら、ゆっくりと両手を前に戻してきましょう。
背中がそらないように注意
このストレッチでは、肩甲骨を動かす点に意識を向けてください。がんばって腕を後ろに引こうとすると背中がそってしまうかもしれませんが、腰を痛める可能性があるので、背中がそらない範囲で腕だけを動かします。
片手ずつでリラックス
このストレッチをした後に、今度は片手で同じ動きをしてみてください。どちらかの腕が動きにくいとわかったら、そちら側を重点的にほぐすように気をつけてみるといいですね。
肩甲骨周りの筋肉をほぐすと、身体全身がポカポカしてくるのがわかると思います。全身の血流がよくなった証拠です。寒さで震えて筋肉が縮こまってしまわないように、1時間に1回くらいは筋肉を緩めて、全身の血の流れを促してあげられるといいでしょう。
筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)
スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。