カーテンレールなどの取り付け部分のネジ穴が広がってしまったら、穴につまようじや割り箸を入れて穴を少しふさぐと、再びキッチリ固定させることができます。

緩くなったネジ穴には、つまようじがピッタリ

カーテンレールや壁かけの額縁など、重みでだんだん緩くなったネジを締め直すには、穴の位置をずらしてとめ直すという人が多いと思います。しかし、ここで紹介するのは、場所を変えたくない場合に使える簡単な方法です。

用意するのは、壁の穴よりも細い木製の棒 (つまようじやマッチ棒の軸、割り箸など) です。緩んでしまった穴のサイズで選ぶようにしてください。
その他、木工用ボンドやニッパーが必要です。いずれも100円ショップで手に入るものばかりです。

まずはネジを外して、穴のサイズや深さにあう棒状のものを探します。ここではつまようじがぴったりでした。

つまようじに木工用ボンドをつけ、穴に差し込み、乾くまでそのままにしておきます。乾燥したら、壁から飛び出している部分をニッパーで切り取ります。

フックやカーテンレールなどをネジでとめ直して作業完了です。

賃貸物件にお住まいの方も使える方法だと思いますので、状況に応じてお試しください。

執筆:Ulasam
手工芸、民族音楽を愛するギャラリー&ショップ店主。「モットーは創意工夫」ということで、日夜、DIYやハンドメイドの情報収集と実践に明け暮れる日々。実は調理師の資格も持ち、料理の腕前もかなりのもの。

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