三菱航空機は12月28日、次世代リージョナルジェット機MRJ(Mitsubishi RegionalJet)に関するWEB情報発信ツール「MRJ Newsletter」第8号にて、12月2日にパートナーズカンファレンス開催、また、12月10日にボーイングとでカスタマーサポートに関してセレモニーを実施したことを発表した。

12月10日にボーイングとでカスタマーサポートに関してセレモニーを実施。左から、ボーイング Per Noren VP と三菱飛行機 森本社長

12月2日には9度目となるパートナーズカンファレンスを名古屋で実施。パートナー各社を中心に国内外25社の幹部および関係者が一堂に集まり、飛行試験や開発・量産を中心とした広範な協議や意見交換を行った。同会議では、MRJプログラムへの支援に感謝の意を表し、パートナー表彰としてAIDC (Aerospace Industrial Development Corporation、台湾)とエアバスヘリコプターズ(ドイツ)、ナブテスコ(日本)を表彰した。

12月2日にパートナーズカンファレンスを名古屋で実施。左から、 AIDC Liao 会長、エアバスヘリコプターズ Bartosch VP,ドアプログラム長、ナブテスコ 長田 航空宇宙カンパニー社長

また、12月10日にはシアトルのミュージアム・オブ・フライトにて、ボーイングおよび三菱航空機関係者でカスタマーサポートでの取り組みに対してセレモニーを実施した。同セレモニーは、顧客がいつでもどこでも素早く、最新のMRJのカスタマーサービスにアクセスできるウェブポータル「MMF(My MRJ Fleet.com)」の構築が大きなマイルストーンに到達したことを祝したもの。

三菱航空機は2011年6月にボーイングとカスタマーサポートに関する支援契約を締結しており、同セレモニーでは「両社協力のもと、最良のカスタマーサポート体制を構築していく」とコメントしている。

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