アニメ『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の有料配信開始を記念した特番が12月27日22時30分からTOKYO MXにて放送されることが明らかになった。
本作の原作は、『MOONLIGHT MILE』などで知られる漫画家・太田垣康男氏が手がける同名コミックで、『機動戦士ガンダム』で描かれた一年戦争を舞台に展開されるオリジナルストーリー。大規模な戦闘により破壊されたスペースコロニーや戦艦の残骸が大量に舞う暗礁宙域・通称"サンダーボルト宙域"を舞台に、連邦軍の中でこの宙域を故郷とする"ムーア同胞団"に所属するイオ・フレミングと、その進軍を足止めしようとするジオン軍のリビング・デッド師団のエーススナイパーであるダリル・ローレンツの2人を軸に物語が展開される。『ガンダム』シリーズ初となるEST配信サービス(視聴期限のないセル型配信サービス)によって公開されることでも話題になっていた。
特番では、アニメ『機動戦士ガンダム サンダーボルト』第1話の冒頭7分をノーカットで放送。さらに漫画原作誕生の秘話やアニメ版制作の舞台裏を紹介するなど、作品をより深く楽しめる内容になっている。同番組はTOKYO MXのほか、KBS京都では12月28日23時~、サンテレビでは12月29日24時~、BS11では12月29日24時~オンエアされる。
なお、12月25日より配信される第一話は約18分の内容で価格は500円(税別)。特典映像として「一年戦争に挑んだ者たち~Documentary of Thunderbolt~ #1」(約10分)も収録されている。また、視聴期限のあるレンタル型の配信・TVOD配信サービスも同時展開され、第一話は250円(税別)で見ることができるという。
本作ではイオ・フレミング役を中村悠一、ダリル・ローレンツ役を木村良平が務めるほか、クローディア・ペール役に行成とあ、カーラ・ミッチャム役に大原さやか、コーネリアス・カカ役を平川大輔が演じる。監督・脚本には『革命機ヴァルヴレイヴ』の松尾衡。さらに、劇中は「シャズ」がキーワードとなる作品だけに、音楽をジャズミュージシャンの菊地成孔が担当している。
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