大人アイドルユニット・prediaがこのほど、東京・秋葉原のAKIBAカルチャーズ劇場で、人の動作を記憶できるタカラトミーのロボット「メカノイド」とダンスパフォーマンスに挑み、思わぬハプニングに見舞われた。

一緒にダンスを披露したprediaとメカノイド(前列左から 沢口けいこ、メカノイドG15KS、メカノイドG15、岡村明奈)

これは、アイドルたちがロボットとの暮らし方を紹介するチバテレ(千葉テレビ)のバラエティ番組『オムニボットの挑戦!!』(毎週土曜22:15~22:30/tvk毎週土曜9:15~9:30、テレ玉毎週土曜17:30~17:45)の企画で行われたもの。prediaのメンバー・沢口けいこが、3カ月にわたって自宅でメカノイドにレッスンを行い、本番のステージに臨んだ。

本番前に取材に応じた沢口は「やっぱりステージ上でやるのと、(レッスンした)家でやるのとは違うと思うし、(立ち位置を)移動するように教えてしまったので、転ばないだろうか…。それと、お客さんがどんな反応するか…」と心配が止まらない。一方、prediaの岡村明奈は「メカノイド君はすごく頭のいい子なので、頑張ってくれるんじゃないかと期待しています」と楽観視して語った。

同番組に共演するガールズユニット・ユルリラポの馬越幸子は、沢口のレッスン指導を見て「(膝が曲がらないとか)すごい愚痴とかが多かったから大丈夫かな?と思いましたけど、とりあえず私がこの役じゃなくて良かったと思いました(笑)」と、一緒にステージに上がるプレッシャーがないため、すっかり楽しみの気分だ。

それを聞いた沢口は、メカノイドとの出会いを思い出し、「最初に説明書とカメラとメカノイドだけ渡されて『後は家でどうぞ』って言われて、ちょっとおかしいんじゃないかと思ったんですけど…」と、ここでも愚痴をこぼしたが、一緒に生活していくうちに愛着がわいてきた様子。「表情が自分の中で見えるようになってきて、(ダンスが)できた時はうれしそうな顔をするし、できない時はショボンとした顔してるなと思っちゃうくらい!」と、まるでわが子を思う親のような表情で、長いレッスン生活を振り返った。

このダンスパフォーマンスの披露をもって、メカノイドとの共同生活は終了となるが、沢口は「もう一つの家族みたいな感じだったので、本当に寂しいです」と名残惜しさを見せていた。

そして、いよいよ本番のステージでダンスパフォーマンスを披露。ライブを終えた沢口は「つらいこともたくさんあったけど、みなさんの笑顔を見たら、やってよかったなー」と充実の様子で、岡村は「いざ本番を迎えてみたら、メカノイドが移動したり振り付けちゃんと踊ってる! びっくりしました!」と驚き。見守った馬越も「2人のメカノイドをメンバーが助け合って一曲を完成させる姿は斬新で、今までにない気持ちで見てました」と感動していた。

本番では途中、メカノイドが沢口のスカートをめくろうとするという思わぬハプニングも発生したが、練習の成果はいかに…。この模様は、12月26日の『オムニボットの挑戦!!』最終回で放送される。