JR西日本は16日、湖西線・北陸本線で進めている防風柵の整備が間もなく完成すると発表した。湖西線ではさらに、2016~2017年度にかけて新たに防風柵の整備を追加実施する。

湖西線の防風柵設置状況

志賀~比良間の防風柵

北陸本線の防風柵設置状況

能美根上~加賀笠間間の防風柵

湖西線では2012年、比良~北小松間の山側沿線(約4.2km)への防風柵設置が完了。その後も工事が進められ、2016年2月初旬に志賀~比良間の山側沿線(約2.5km)への設置が完了する。追加整備として、和邇~志賀間(約3.3km)・近江中庄~永原間(約3.4km)・永原~近江塩津間(約1.2km)の山側沿線も防風柵の設置が決定。2017年度までの完了をめざす。

北陸本線では今年11月、能美根上~加賀笠間間の北西側沿線(約0.9km)で防風柵が完成。現在取り組んでいる栗津~能美根上間の北西側沿線(約0.5km)についても、2016年3月に完成予定としている。

各区間に導入される防風柵は、線路脇にレール面から高さ約2mの防風板を設置するもので、設置方向からの風を60%カットする能力を持つ。導入区間では強風による脱線・横転などの危険性が低減することから、運転見合わせや徐行(湖西線のみ)の基準となる「強風規制値」が緩和されることに。このため、防風柵を整備した規制区間での運転見合わせ時間は、導入前に比べておおむね3分の1以下になる見込みだという。