資源ゴミ回収時に、新聞や雑誌を縛るためにダイソーで麻ひもを購入したのですが、この麻ひも、他に使い道がないかと考えて、ヘンプ (麻) ブレスレットが作れるかどうかを試してみました。慣れれば1本あたり10分かからずに完成させることができます。

材料

市販されている手芸用の専用ヘンプもありますが、簡単にアクセサリーを作るなら、ダイソーの麻ひもで十分です。今回作ったのはヘンプ平織りと呼ばれる方法です。

材料は以下の通り。

・麻ひも 75cmのもの2本と90cmのものを1本

・大き目のビーズ 5~6個 (セリアで購入)

・木工用ボンド

・セロハンテープ

・クリップとはさみ

ビーズはお好みの色で。途中で織り込みやすい丸のビーズが無難です。クリップは通したビーズが落ちないため、また「中心」となるおもりの代わりとして、ビーズを通した後に麻ひもの両端につけておきます。

麻ひもを切ります。75cmのものを2本、90cmのものを1本切って準備します。これは、ブレスレットとしては長めですが、編みやすいようにわざと長くしています。必要なければ最後に切って整えればOKです。

長いひもの両端にボンドを。90cmの長い麻が中心となります。この両端に薄くボンドをつけてなじませると、少し小さめの穴のビーズでも、ひもがけば立たず、通しやすくなります。

長いひもにビーズを通します。好みの色バランスで、できれば同じ大きさのビーズがいいです。ビーズを通したら、落ちないように両端をクリップでとめておきます。

長いひもの真ん中を決めます。

ビーズ入りのヘンプブレスレットは、真ん中から織ります。ビーズの数も半分になるように左右に分け、長い麻の真中部分をテープでとめて固定します。

ここから平織りのスタートです。

ビーズを通した麻を中心に置き、短いひもをこの下にくぐらせます。

くぐらせた部分から左右同じ長さで持ち、左側のひもを輪の形にして、端は中心の長い麻の上に置きます。右手のひもは、長い中心ひもと左手のひもをすくい上げるようにしながら、左側で作った輪の中に通して、キュッと結びます。

同じ要領で、次に右側で輪を作り、左手の端を中心との2本の麻をすくうように右の輪に通してひと織りして一段完成です。

この作業を繰り返して左右3回ずつ結びます。編む力加減は変えずに、同じ程度で絞めていくと、仕上がりがきれいです。

ビーズを麻で包み込むように織ります。2個目のビーズを編むため、平織りの段すぐ下までビーズを動かし、ビーズの側面に麻ひもを添わせるようにして、また平織りを左右3回 (計3段) 作り……と繰り返します。

編み終わったところで、ほつれないように、少量の木工用ボンドをつけて玉結びをして処理します。

反対側も同じように編みます。織る力加減が左右一定だと、網目もとてもきれいです。きゅっと縛る時に、必要以上に締めあげない方が仕上がりもきれいです。

結んでいくだけで、麻ひもをアクセサリーにすることができました。

慣れれば難しくないので、子供といっしょに遊びながら作ることができますよ。自分用にブレスレットとおそろいで、長めのネックレスを作ってみてもいいですね。子供会のバザーなどでも手軽に作って持ち込めていいのではないでしょうか。

余っている麻ひもがあったら、この簡単な平織りアクセサリー作りに挑戦してみてください。

執筆: 竹林みか (ベル・エキップ)
猫と小銭稼ぎをこよなく愛す主婦ライターです。

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