女優・喜多嶋舞(43)が雑誌『婦人公論』(12月22日・1月4日号/中央公論新社)で「息子の父親は大沢さんに間違いありません」などと主張したことを受け、元夫で俳優の大沢樹生(46)が9日20時半ごろ、自宅近くの公園で緊急会見を開いた。その模様が10日、テレビ朝日系『グッド!モーニング』、TBS系『白熱ライブ ビビット』などで放送された。
これまで沈黙を貫いてきた喜多嶋が、「本誌独占・『実子裁判』の判決を受けて」と題されたインタビュー記事で、一連の騒動について告白。2年前のDNA鑑定騒動から現在までを振り返る内容で、家族や息子にこれ以上迷惑を掛けたくないという思いから芸能界を引退することも表明した。
8日に雑誌が発売されると、複数のメディアが大沢を直撃取材。連日自宅に押し掛けられたことから、大沢は9日20時半ごろに自宅付近の公園で緊急会見を開き、まずは「近所の皆様のご迷惑とか思いもありますので、自宅にいらっしゃるのは"今後なし"にしていただくという条件のもと、対応をさせていただきます」と念を押した。
その中で、DNA鑑定書の信ぴょう性について問われ、「私のは私的ではなく、きちんと裁判に提出する裁判用の公的な鑑定書」と強調し、「それがデタラメだとか…」と喜多嶋の主張に反論。「去年4月の時点で公的鑑定書のコピーを弁護士を通してあちらの方へ送っています」と説明し、「それ以上は摩訶不思議なのですが…」と困惑の表情を浮かべた。
さらに、報道陣からの「ちゃんとした機関の検査結果であることは間違いないですか?」には「じゃないと裁判所も取り扱わないですよね? 却下しますよね」と答え、自信をうかがわせた大沢。息子への思いを聞かれると、「別に縁を切る裁判ではなくて、もちろん彼が将来的に私を頼ってきてくれたら、それはもちろん受けます」と語った。
インタビュー記事によると、喜多嶋は息子が成人になるのを待ってからDNAの再鑑定を行う意向も。このことについて、大沢は「終わりにしたい」「相手があることなので、悔しながらどうのこうのはちょっと今できる状況じゃない」と吐露し、「でも彼の…なんて表現したらいいのかな。育ての親? 育ての父? として、彼のことは日々考えています」と胸の内を明かした。
最後は、「極めてプライベートなことでお騒がせして、ましてや未成年の子どもを巻き込んでしまって。世間とマスコミをお騒がせし、心よりお詫び申し上げます」と深々と頭を下げて謝罪した。