リサイクルショップや骨董市で購入した古道具を自分好みにリメイクできれば、お部屋の雰囲気にピッタリの家具を作ることができます。ここでは、そんなプチDIYの例を紹介します。

取っ手を付け替えるだけで雰囲気が一変!

レトロモダンをテーマにしたRoomClipの人気ユーザー kaoさんのお部屋。そこには大正や昭和の味わいのあるアレンジされた古道具がたくさん。こちらの文机は、元は短い脚だったのを付け替えたもの。新たに生まれた机の下のスペースにはアンティークなトランクが積まれ、ステキな "見せる" 収納空間になっています。

隣のこちらは、元々は和室にあるような和ダンスで、輪っか状の取っ手がついていたそう。ペンキを塗って取っ手の形を交換するひと手間をかけたことで、古風な味わいを残しつ、洋室にも馴染むできあがりになりました。

こちらもリビングの引き出しの例。100円ショップなどで入手できる木製のティッシュ箱に取っ手をつけたものですが、こちらも机と合わせたかのような仕上がりに♪

玄関ではこんなものも見つけました。純和風の木製ダンスも、黒い取っ手をガラス製に変えるだけでレトロモダンな雰囲気を出すことができるんですね。

ただし、素材によっては加工が難しいものもあるので、古道具を選ぶ時は「修理や加工ができることが第一。壊れているか、より色が塗れるか、加工できるか……という点を重視しています」とkaoさん。なるほど。

少し難度が上がりますが、洗面所のこちらの棚もkaoさんの手作り。壁に木製の棚を取り付けた後、全体に漆喰 (しっくい) を塗ることで壁との一体感を持った仕上がりになっています。何の変哲もない鏡も、周りに木の板を張ることでオシャレ感アップ!

階段下のデッドスペースを利用したモノ入れ。このかっこいい扉も手作りというからビックリ! 簡単なものからでも、ぜひマネしてみてください。

お伺いしたお宅は……

kao さん

部屋のインテリア実例共有サイト「RoomClip」の人気ユーザー。神奈川県在住。部屋作りのコンセプトはレトロモダンで、今も「新品の家をちょっと古い感じの家に変えていっている途中」なのだそう。年に数回、自宅でショップも開催中。


執筆:Yume
フリーライター。緑がいっぱいの東京下町でのんびり暮らしています。カメラ片手の街歩きや旅が趣味兼仕事、と言えるようになりたい。

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