「第19回名古屋モーターショー」が20~23日の4日間、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)にて開催される。輸入車ブランドが多数出展した前回と同様、スーパーカーブランドや超高級車ブランドがそろう華やかなモーターショーとなる。

前回(2013年)はのべ19万人以上が来場。大盛況となった

名古屋モーターショーは隔年開催。東京モーターショーの直後に行われる中部地区最大のモーターショーだ。コンセプトカーや参考出品車など、直接目にできるチャンスが少ないモデルを東京モーターショーから最短のタイムラグで見られるのが魅力となっている。

輸入四輪は前回を上回る33ブランドが出展

今回で19回目の開催となり、中部地区のクルマ好きの間ですっかり定着した感のある名古屋モーターショー。近年、これまでと違った見所も増え、さらに注目を集めるようになった。その魅力とは、勢ぞろいする輸入車ブランドの数々だ。今回出展するのは国内四輪9ブランド、国内二輪2ブランド、輸入四輪33ブランド、輸入二輪2ブランドの計46ブランド。輸入四輪ブランドが突出して多く、東京モーターショーの21ブランドをはるかに凌駕している。

ランボルギーニも名古屋モーターショーに出展(写真は前回の様子)

東京モーターショーに出展せず、名古屋モーターショーに出展する輸入車ブランドも。キャデラック、シボレー、フォードといった米国ブランド、ベントレー、マクラーレン、ロータス、ロールスロイスといった英国ブランド、フェラーリ、ランボルギーニ、マセラティといったイタリアブランドも出展する。

これらはいうまでもなく、スポーツカーやスーパーカー、あるいは超高級車のブランドばかり。こうした華やかなモデルが勢ぞろいするのも、名古屋モーターショーならではの魅力となっている。2年前に開催された「第18回名古屋モーターショー」では、充実した輸入車の顔ぶれが評判となり、近隣に大渋滞が起きるほどの記録的な観客動員となった。このときの輸入車四輪ブランドは29ブランドだったが、今回はそれをさらに4ブランドも上回る。

もちろん、トヨタ、マツダ、ホンダ、日産をはじめとする国内メーカーや、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、ポルシェといった輸入車の定番ブランドも出展。最新市販車の試乗会やセーフティドライブの体験試乗などのプログラムも用意された。「あいちITSワールド2015」も同時開催され、話題の自動運転や超小型モビリティの試乗会などが行われる予定だ。

「第19回名古屋モーターショー」の主催は中部経済新聞社、東海ラジオ放送、中日新聞社、中日スポーツ、東海テレビ放送。開場時間は11月20日が10~18時、11月21~23日が9~18時。入場料は大人1,500円(前売り1,200円)。前回まで中高生は有料だったが、今回から高校生以下・18歳以下は入場無料(中高生は学生証の提示が必要)となった。