お笑いコンビ・ダウンタウンと、タレント・萩本欽一が、22年ぶりに共演することが18日、分かった。20日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ダウンタウンなう』(毎週金曜19:57~20:54)に、萩本がゲスト出演する。

(左手前から)浜田雅功、松本人志、萩本欽一

ダウンタウンと萩本の共演は、同局『ダウンタウンのイタい奴っちゃなァー芸能界まるごとウタわしたろ』(1993年)以来で、今回は、萩本が最後に食べたいものをつまみながら、ダウンタウンとトークを展開する「最後の晩餐」企画に登場。萩本の思い出の場所である東京・浅草の老舗喫茶店「ブロンディ」で、「あぶりいわしスティック」をつまみに、3人でトークを繰り広げる。

ダウンタウンからは「欽ちゃんにとってのライバルは?」と質問。これに萩本は「(坂上)二郎さんかな」と、コント55号の相方の名前を挙げる。また、浜田雅功からは「ドリフターズのことはどう思ってた?」という裏番組同士にもなったライバルについてや、かつてMCを担当する番組の合計が100%だったという視聴率についてなど、なかなか聞けない話が次々に飛び出す。

実は、萩本はダウンタウンが東京に進出するきっかけを作った1人。ダウンタウンは、全国的にブレイクしたフジ系『夢で逢えたら』『笑っていいとも!』よりも前に、同局系の萩本の冠番組『欽ドン!ハッケヨーイ笑った!』に出演していた。萩本が「番組のディレクターが大阪まで漫才を見に行って、『これからはこの男たちしかいないだろう』という話を聞いて『呼んできて』って言ったんだよね」と当時の経緯を語ると、松本人志が、その後の驚きのエピソードを披露する。

最後は松本から「ダウンタウンの引退」について質問。すると萩本は「何? (ダウンタウンを)終わらせようとしてんの? 何言ってんの! これからだよ! だからさ、また(一緒に)やろうよ!」と誘い、松本は「やりましょう」と答えてみせる。