沖電気工業(以下OKI)とみずほ銀行は16日、戦略的な店舗運営を目的とした窓口サービス拡大ソリューション「ビデオテラーシステム(以下VTS)」の実証実験を開始した。

テレビ電話の機能を備え日本初のATMで口座開設の手続きが可能

「VTS」は、金融機関を利用する顧客が操作する「ビデオテラーマシン」(以下VTM)と遠隔地でオペレーターが顧客からの問い合わせに対応する「ビデオテラーセンター」(以下VTC)から構成されるシステムだという。「VTM」は、テレビ電話の機能を備えた日本初のATMになるとしている。みずほ銀行の顧客は、必要に応じて「VTC」のオペレーターのサポートを受けながら「VTM」を操作することで、口座開設の手続が可能となるという。また、平日の20時までサービス提供することで、店舗の営業時間外でも利用することが可能。このびの実証実験において「VTM」を設置するのは、みずほ銀行の横浜駅前支店、町田支店、大宮駅前出張所の3拠点のATMコーナーになる。なお、みずほ銀行では、「VTM」を「テレビカウンター」の名称で使用するとしている。

みずほ銀行によると「従来、ATMで総合口座を持っているお客様が定期預金を作成することはできたが、ATMで普通預金口座の申込みができるのは当行が初めて。サービス時間が平日の20時までなので、営業時間内に店舗に来れないお客様の利便性は高まる。通帳は、後日、本人受取限定の郵送で届く。中長期的には駅の近くなどにこのようなATMを設置することも展望している」としている。

ビデオテラーマシン(テレビカウンター)

実証実験の概要

  • 期間:11月16日~2016年3月31日

  • 設置店舗:みずほ銀行横浜駅前支店(11月16日からサービス開始)、町田支店(11月24日からサービス開始予定)、大宮駅前出張所(11月30日からサービス開始予定)

  • 提供サービス:普通預金口座開設。2016年1月を目途に、諸届(住所変更等の各種変更、カード・通帳の喪失・再発行)、みずほマイレージクラブ申込、みずほダイレクト申込を順次提供予定

  • サービス時間:平日13時~20時

「VTS」イメージ

みずほ銀行は、このたび実証実験の結果を踏まえ、2016年度以降の「VTS」の本格的な活用を検討するという。また、今後も国内外の企業との連携に積極的に取り組み、利便性の高いサービスを提供することで、多様な顧客のニーズに応えていくとしている。