女優の吉田羊が、12月14日にTBS系列で生放送される『第48回日本有線大賞』(19:00~)で司会を務めることが15日、わかった。生放送MC初挑戦となる。

『第48回日本有線大賞』の司会に抜擢された吉田羊

有線放送に寄せられたリクエストのデータにもとづき決定され、1年間で最もリクエストされた曲が明らかになる『日本有線大賞』。未(ひつじ)年である2015年の司会に、現在もTBS系ドラマ『コウノドリ』に出演し、来年の大河ドラマ『真田丸』への出演も発表されるなど、今年ブレイクした吉田羊が決定した。彼女は、学生時代に新曲やヒットチャートをいつも有線で確認していたというほどの音楽通であり有線通だという。

吉田は「かつて学生時代の私が、新曲やヒットチャートを確認するのはいつも有線でした」と振り返り、「ちなみに覚えているのは、高山厳さんの『心凍らせて』。数曲に1回という頻度で流れていたのですが、それもそのはず、その年の『有線大賞』はこの曲でした(1993年放送『第26回日本有線大賞』大賞受賞曲)」とコメント。「そんな番組のMCをこの私がお手伝い。人生とは何と奇特で想像をはるかに超えてくるのでしょうか。しかも、このような生放送のMCを務めるのは初めてですので、大変光栄ながら身の引き締まる思いと共に、軽く武者震い中です」と心境を明かす。

吉田の起用について片山剛プロデューサーは「一年を締めくくる日本有線大賞の司会として、"未年(ひつじどし)"である2015年に吉田羊さんをお迎えすることができ、まさに運命的なご縁を感じます」と期待を寄せている。

吉田をサポートする進行役は、山本匠晃アナウンサーと石井大裕アナウンサーに決定。また、去年に引き続き今年も、TBSの番組HPを通じて「有線大賞で聴きたい&観たい曲」のリクエストを募集中。新旧問わず、視聴者の思い出の曲を募集するという試みで、昨年は応募の中から5曲が選ばれ、番組中に披露された。有線大賞の各賞は11月末に決定する予定で、12月14日の生放送で有線音楽優秀賞の中から「日本有線大賞」が決定する。

進行を務める山本匠晃アナウンサー(左)と石井大裕アナウンサー