整体師の大山奏です。運動不足が続いていると、体の中の血流やリンパなどの循環が悪くなりむくみの症状が出やすくなります。特に全身へ血流を回すポンプの働きをしているふくらはぎなどは、意識して動かしてあげることが重要です。

デスクワークで座りっぱなしだとなかなか運動できないと思われるかもしれません。ですが、そんなことはないですよ。今回は、いすに座りながらできるむくみ解消ストレッチをご紹介します。

いすに深く座る

ふくらはぎむくみ解消ストレッチ

Step1: いすに座った状態で両方の足の裏をしっかりと床につけます

Step2: 両方のつま先を持ち上げます

Step3: 両方のかかとを持ち上げます

「こんなに小さな動作でむくみ解消? 」と疑問に思うかもしれませんが、実際に動かしてみてください。ふくらはぎが引っ張られたり、縮んだりする感覚を得ることができるのではないでしょうか。

特にむくんでいると、刺激が伝わるのがわかると思います。両脚の間はこぶし1つ分ほど空けて、両脚を一緒に上げるか、左右交互にかかととつま先の上げ下げを行うといいでしょう。

両方のつま先を上げる

両方のかかとを上げる

脚を上げられればベスト

午後になると脚がだるく感じるという人は、脚のむくみがひどい可能性があります。できれば昼休憩などに膝を伸ばし、脚を持ち上げて血流をももの方へ流してあげられるといいですね。いすの上に脚を乗せるなどができそうならば、それも併せて行ってみてくださいね。

もちろん歩くのも大切

このストレッチは座ったまま、いつでも簡単に誰にもばれずに行うことができるというメリットがあります。ですが、やはり歩くことも重要です。むくみがひどそうだと感じたら、社内だけでもいいので1時間に1回はいすから立ち上がって歩くことを心がけましょう。

逆に営業などで歩きつかれた人も、このストレッチをすることで筋肉の緊張をほぐすことができます。電車の中やデスクワーク中など、思いついたときに好きな回数だけ脚を動かす。こんなに小さなことでも体には変化が起きてくれるので、ぜひ試してみてくださいね!

筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。