"Eカップのセクシー過ぎるジャズピアニスト"として話題の高木里代子(たかぎ・りよこ)が4日、配信限定ミニアルバム『THE INTORO!高木里代子』をリリースし、iTunesのジャズチャート1位、総合チャート35位にランクインした。

ジャズピアニストの高木里代子

高木を一躍有名にしたのが、今年9月に東京国際フォーラムにて行われた音楽イベント「第14回 東京JAZZ」で、雨の中の野外広場で見せた水着パフォーマンス。スポーツ紙やネット媒体などに取り上げられ、Yahoo!の検索急上昇ワードで1位を記録した。翌月には日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』で生演奏するなど注目を集め、来年にはエイベックスからメジャーデビューすることが決定している。

セクシー衣装で出演した『スッキリ!!』では、演奏中に立ち上がりながらピアノを奏でる「立ち弾き」のパフォーマンスも披露し、朝の番組での過激衣装にネットで賛否の声。先日のハロウィーンでは、『うる星やつら』のラムちゃんやティンカーベル、バニーガールといった露出度の高い衣装を身にまとい、自身のツイッターを通じてセクシー写真の数々をアップした。ビジュアル面の話題が先行しがちだが、果たして音楽面の実力は?

アルバムがジャズチャートで1位になったことを受け、ブログに「ビックリ…嬉しい」「皆さんありがとうございます!」「制作頑張ったかいあった~」と喜びをつづった高木

慶応義塾大学卒業の高木。4歳のころからピアノをはじめ、大学在学中から都内のライブハウス、クラブなどで演奏をはじめた。2014年4月、ダイナースクラブ主催の動画コンテストで1位を獲得し、ブルーノートで世界的ギタリストのリー・リトナー、歌手のCrystal Kayといった大物アーティストとの共演を果たした。

リー・リトナーからその実力を認められ、彼が主催するコンペ「6 string theory」に挑戦。ピアノ部門で世界4位に入賞した。また、2014年9月のモントルーJAZZフェスティバルジャパンコンペに参加し、セミファイナルまで進出。現在、全国各地でライブ活動なども精力的に行っている。

4日にリリースした配信限定ミニアルバム『THE INTORO!高木里代子』は、高木にとって渾身の意欲作。収録されているオリジナルの4曲は、すべて高木によるサウンドプロデュースとなっており、自身のブログでも「作詞、作曲、アレンジ、ピアノ演奏、各楽器の打ち込み、トラックメイク、歌、ラップ…高木が全て一人でしちゃっております…!!」と明かしている。

高木の公式YouTubeチャンネルには、その実力を知るきっかけとなるさまざまな動画がアップされている。話題になった「東京JAZZ」の動画は約24万再生を記録。そのほか、"浜崎あゆみ「Step by step」と「Dearest」弾いてみた"や"三代目J Soul Brothers「Unfair World」弾いてみた"などの弾いてみたシリーズやピアノソロの様子をおさえたものもあり、「高木テキには、『ジャズはこうなきゃ!』というのは無く、やりたいことを、やりたいやり方で都度やってきたら」というスタンスで音楽と向き合っているという。