ジャガー・ランドローバー・ジャパンは14日、「第44回東京モーターショー2015」(東京ビックサイトで10月30日から一般公開)への出展概要を発表した。日本初公開となるジャガー初のパフォーマンスSUV「F-PACE」、ランドローバー史上最も速くパワフルな「レンジローバー・スポーツSVR」などを展示する。

ジャガー「F-PACE」

ランドローバー「レンジローバー・スポーツSVR」

同社は東京モーターショーにて、ジャガー4台・ランドローバー4台の計8台を出展。日本初公開の「F-PACE」は、2013年のフランクフルトモーターショーで発表されたコンセプトカー「C-X17」を具現化したモデルだ。堅牢な軽量アルミニウムボディ構造によって敏捷性・効率性などを実現し、スポーツカー由来のテクノロジーと力強いデザインを取り入れた。

ジャガーブランドではその他、フルモデルチェンジしたばかりの「XF S」、スポーツサルーンモデル「XE S」、そして「Fタイプ Rクーペ AWD」が展示される。最高出力550PSのV8スーパーチャージャーエンジンを搭載する「Fタイプ Rクーペ AWD」は、「F-PACE」とともに注目を集めそうだ。

ランドローバーのモデルは、こちらも日本初公開となる「レンジローバー・スポーツ SVR」を筆頭に、「レンジローバー Autobiography ロングホイールベース」「レンジローバー・イヴォーク HSE ダイナミック」「ディスカバリー・スポーツ HSE ラグジュアリー」の4台が展示される。「レンジローバー・スポーツ SVR」はスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)が設計・開発を手がけ、ランドローバー史上最も速くパワフルなハイパフォーマンスモデルとなった。最高出力550PS、最大トルク680Nmを発生する5.0リットルV8スーパーチャージャーエンジンを搭載し、0-100km/h加速はわずか4.7秒だという。