ビー・エム・ダブリューは14日、プラグインハイブリッド・スポーツカー「i8」に、LEDヘッドライトと比べて2倍もの照射距離を実現した次世代ライト技術「BMW レーザー・ライト」を新たにオプション設定したと発表した。

BMW「i8」

「i8」は持続可能な次世代モビリティを提唱するサプ・ブランド「BMW i」のスポーツモデル。コンパクトカー並みの燃費性能と低排出ガスを実現したプラグインハイブリッド・テクノロジー「eDrive(イードライブ)」や、量産車として初めて炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製の基本骨格(パッセンジャー・セル)を採用するなど、革新的な技術を多数採用した。

今回新たにオプション設定されたBMWレーザー・ライトは、車速が約70km/hを超えると、LEDハイビーム・ヘッドライトに加えてレーザー・ライトが自動的に点灯。LEDの約2倍に相当する最大600mまでの照射範囲を照らすことができる。

基本的なしくみは、レーザー・ダイオードが発する光をヘッドライト内で蛍光体を使って白色光に変換。自然光に近く人の目にやさしい白色光を放射する。高効率なLEDライト技術よりさらに30%優れたエネルギー効率を誇り、大幅な消費電力の削減を実現した。レーザー・ダイオードは通常のLEDと比べて1/10程度の大きさのため、重量削減にも貢献する。

「BMW レーザー・ライト」のオプション価格は85万円(税込)。同オプションを装備した車両の納車開始は2016年1月からを予定している。