映画『忍者狩り』のプレミア試写会がが5日、都内で行われ、キャストの三元雅芸、黒川芽以と千葉誠治監督が出席した。

映画『忍者狩り』のプレミア試写会に出席した三元雅芸、黒川芽以、千葉誠治監督(左から)

24日から全国順次公開する本作は、忍者が主人公のアクション・サスペンス。洞窟の中に倒れていた伊賀忍者の突悪(三元)は、失った記憶を取り戻しながら戦いに巻き込まれていく――というストーリーで、黒川は女忍者の楓衣を演じている。

主演の三元は、「原点回帰として、古武術を使ってのアクションだった。立ち方から刀の握り方、足運びまで今までのアクションと全然違う」と撮影を振り返り、「世界に殴り込みをかける想いで、一致団結して作った作品。皆さんに楽しんでほしい」とアピール。一方、黒川は、「千葉監督に『私もアクションをやりたい』って言ってたんですけど、あんまりやってない」と残念そうにこぼしつつ、「衣装は相当話し合いました。女性が私1人しか出てこないので、派手なくノ一になりました」と笑顔を見せた。

また、本作は、第39回モントリオール世界映画祭に続き、第48回シッチェス・カタロニア国際映画祭にも正式出品が決定し、千葉監督は、「海外は日本以上に忍者好きが多いので反響は大きい。アクションを腹いっぱい見せたい」とニンマリ。三元も、「最初から世界に向けて作っていたので光栄です。ケガの連続で撮影に臨んだので、日本の底力を感じて欲しい」と胸を張り、黒川は、「改めて映画に携わっていることが幸せだなと感じます。なるだけたくさんの人に見ていただきたいのでうれしいです」と喜んでいた。