あさ出版はこのほど、10月1日の「コーヒーの日」に合わせて、書籍『なぜ気づいたらドトールを選んでしまうのか?』を発売した。著者はブックライターの上阪徹氏。価格は1,400円(税別)。

『なぜ気づいたらドトールを選んでしまうのか?』表紙

ドトール人気の秘密を徹底取材

同書は、ドトールコーヒーの衰えぬ人気の秘密を、ブックライターの上阪氏が徹底取材してまとめたもの。外資系コーヒーショップの台頭やコンビニコーヒーの登場をもってしても、ドトール派は増え続けているという。ドトールによるコーヒー豆の現地買い付けや輸送・保管方法をはじめ、大量生産は難しいといわれた「直火焙煎」や焙煎前に豆をブレンドして一緒に焙煎する「プレミックス」の実現など、さまざまなこだわりエピソードを紹介。またジャーマンドックなどのフードや、新たなドトールの形「白ドトール」の展開についても言及している。

主な内容は、「はじめに 『気がつくと選んでいる』お店」「第1章 ドトールの『こだわる』理由は創業にあり」「第2章 受け継がれ、進化する精神」「第3章 『街の喫茶店のこだわりコーヒー』を全国どこでも手ごろな価格で」などとなっている。

著者の上阪徹氏は1966年兵庫県生まれ。1989年早稲田大学商学部卒。アパレルメーカーのワールド、リクルート・グループを経て、1995年にフリーランスのライターとして独立。著書に『成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?』(あさ出版)などがある。