お笑い芸人の有吉弘行とタレントのマツコ・デラックスが、9月30日に放送されたテレビ朝日系トーク番組『マツコ&有吉の怒り新党』(毎週水曜23:15~)で、整形について盛り上がる場面があった。

有吉弘行(左)とマツコ・デラックス

視聴者から「急に二重になった後輩にどう接するのが正解?」という相談を受けた2人。有吉が「芸能人でも多いもんね、整形している人」と業界の裏事情に話を持って行くと、マツコも「よく昔の写真を出して『違います』って言う人すごいよね」とすかさず反応。有吉の「お前とお前とお前! 同じ顔してない?っていうね。はやってるの?」に、マツコは再び「先生が一緒なんだろうね」と乗っかった。

また、有吉は年齢などから判断して「不自然にキレイ」と感じる女性には「おキレイですね」と声を掛けるそうだが、その真意は「こっちは皮肉で言っているのに」。本人がカミングアウトしないことについて、マツコは「ずっと死ぬまで白を切り通すしか無いと思っている可能性もあるよね」と推測し、「60歳とか70歳になって肌パンパンはあり得ないからね」と断言した。

さらに「テレビとかで昔の写真を出しちゃう人、あれはどうなの? バレてないと思ってるの?」と投げかけるマツコ。ある女優の過去映像を振り返る番組で、年齢と共に若返っていったように感じたことがあったという。有吉は「まぁ…歳とともに」という本人の思いを汲み取りながら、「歳とともにシワ無くなっていく?」と違和感も指摘する。

こうしたやりとりの中で、2人が導き出した結論は「気づかないふりをしてあげよう」。最近はこの手の話題もオープンにする芸能人もいるが、「本人が言いたくないのであれば」という当事者の心情を察したものだった。

最後に有吉は「やっぱり表情乏しくなる? 俺がにらんでいる人はずっと表情乏しいけど」と素朴な疑問を口にする。マツコが「整形だけだとそうでもないけど、ボトックス注射をしちゃうと」と持論を伝えると、有吉は「そっかぁ。じゃあ、俺が目を付けている3人はそうだわ」と納得。耳打ちするように求めたマツコはその名前を聞き、「お目が高い!」と声を上げていた。