日本人が大好きなまぐろ。鮮魚店では、刺身を取った後の「アラ」が並んでいることがあります。安価ですが、どうやって食べたらいいいかわからないという声も多いです。ここでは、そんなまぐろのアラをステーキ風に食べる方法をご紹介します。

用意するもの

  • まぐろのアラ 500g程度
  • 醤油 大さじ1
  • 赤ワイン 大さじ1
  • バルサミコ酢 大さじ1
  • にんにく(好みで) 一片

調味液に漬け込み、魚臭さを取り除く

まぐろのアラは、分量にもよりますが、かなりのボリュームでも数百円程度。血合いの生臭さが苦手という人もいるかもしれませんが、調味料に漬け込むことで、臭みを取れます

手順1

アラはボールに入れ、数回水を換えながら洗います (水の赤みが少なくなるまで)。洗い終えたら、キッチンペーパーで水分を拭います。

手順2

調味料は、醤油: 赤ワイン: バルサミコ酢を「1:1:1」の割合でブレンドします。アラ500gに対して、それぞれ大さじ1ずつ。醤油は塩分のお好みに応じて増減もOKです。嫌いじゃなければ、上記の調味料にニンニクスライスを入れると風味が増します。

調味料を合わせたら、チャック付き保存袋に入れて冷蔵庫保存。半日から1日ぐらいおきます。

手順3

保存袋から出して調味料の水気を切り、油を引いたフライパンで焼きます。厚みのあるアラの場合は、火の通りに時間がかかるので、両面焼き目をつけたあと、白ワインなどの酒を振り、ふたをして蒸し焼きにするとふわっと仕上がります。

できあがりは、一見ステーキ風

身が硬くなってしまうので焼き過ぎは禁物。ふっくら仕上げてお皿に盛り、付け合わせの野菜などを添えれば、立派なまぐろステーキに。食べた人から、「これって、本当にまぐろ?」と言われるはずです。

執筆:山猫軒 (imago)
東京都在住。独身。ドラマと読書と食べ飲みが大好き。晩酌は、まず飲みたい酒から肴を決め、1食でも疎かにしたくない食いしん坊です。

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