Q. あなたが普段通勤時間にしていることを教えてください

働く人たちは、毎日必ずある通勤時間をどのように過ごし、どんなふうに有効活用しているのだろうか。今回はマイナビニュース会員のうち男女300名に、 普段通勤時間にしていることについて聞いてみた。

Q.あなたが普段通勤時間にしていることを教えてください

■音楽・ラジオを聴く
・「音楽を聴いています: 仕事へのやる気スイッチを入れるため」(31歳女性/小売店/秘書・アシスタント職)
・「音楽を聴いている: リラックスするため」(50歳以上男性/その他/その他)
・「音楽を聴く: 自分の好きな音楽を聴きながらだとあっという間に目的地に着くから」(22歳男性/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「YouTubeで音楽を聴く: 自宅で視聴する時間がないから」(26歳男性/その他/その他)
・「Radikoを録音した番組を聴いていることが多い: 深夜番組を生で聴けないので、通勤時間に聴くのが効率がいい」(50歳以上男性/電機/技術職)
・「一生懸命運転してるのでラジオを聴くくらい: 運転中はTVは見ちゃダメなのでラジオで我慢してます」(42歳男性/自動車関連/技術職)

■睡眠
・「寝ている: 充電中」(29歳男性/自動車関連/技術職)
・「寝てる: 体力温存」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「寝ている: 朝は眠くてしょうがないから」(24歳女性/機械・精密機器/営業職)
・「寝る: 睡眠時間が足りないから」(29歳男性/不動産/その他)
・「寝る: 疲れてるから」(25歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「仮眠している: なるべく寝てすっきりして仕事をしたいからです」(31歳男性/その他/その他)

■読書
・「読書: 案外集中して読める」(46歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「本を読む: 自分の世界にいけるし読めるスペースがあるから」(31歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「スマホで読書等: 資格試験対策等」(23歳女性/その他/事務系専門職)
・「雑誌: 情報の整理」(35歳女性/医療・福祉/専門職)
・「100分で名著という本を読んでいる: 教養を身につけたいから」(28歳男性/金融・証券/専門職)

■ニュースを読む
・「新聞を読む: 読んでいないとその日仕事にならないから」(22歳女性/金融・証券/営業職)
・「新聞を読む: 政治経済や海外のニュースを知るため」(37歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「新聞を読んでいる: 読み終わったら、捨てたいから」(49歳男性/通信/事務系専門職)
・「スマホでニュースチェック: 通勤時間が短く、本などは読めないのでちょうどいい」(27歳女性/金融・証券/事務系専門職)
・「スマホでニュースを見る: テレビが家にないので、貴重な情報収集時間」(22歳女性/金属・鉄鋼・化学/営業職)

■スマホであれこれ
・「スマホ: メールなどをする時間はそこしかないから」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「メールのチェック: 忙しくて返せないことがないよう、この時間は返信に当てる」(34歳女性/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)
・「twitter: 楽しいから」(27歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「ゲーム: 他に遊べる時間がない」(25歳女性/通信/クリエイティブ職)
・「動画鑑賞: 現実逃避したいから」(34歳女性/その他/その他)

■勉強
・「Wall Street Journal This Morningをきいてます: 英語の勉強のため」(35歳男性/通信/事務系専門職)
・「英会話を聞く: 英語を聞きなれる」(31歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「単語暗記: 丁度いい時間だから」(33歳男性/運輸・倉庫/営業職)
・「勉強: 家でやる気が起きないから」(40歳女性/情報・IT/技術職)
・「勉強か読書: 家で勉強することが嫌いなので通勤時間でするようにしている」(22歳女性/情報・IT/技術職)

■思考タイム
・「寝ているか、その日の仕事をどう進めているか考えている: 一人でじっくり考えられる時間だから」(28歳男性/電機/技術職)
・「仕事の予習: 準備が必要なため」(29歳男性/運輸・倉庫/その他)
・「思考の整理: 満員電車だから何もできない」(22歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「考え事: 頭の切り替えにちょうどいい」(46歳男性/その他/クリエイティブ職)
・「精神統一: オンとオフを分けるため」(23歳男性/警備・メンテナンス/営業職)
・「妄想: いろいろ考えることが好きだから」(50歳以上男性/金融・証券/専門職)

■その他
・「ウォーキング: 運動不足解消」(34歳女性/医療・福祉/専門職)
・「口笛を吹く: 自転車通勤だから」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「広告を見る: 目に着く」(30歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「小説書き、寝る: 睡眠時間が足りてないから。小説を書くのは、友達と一緒に趣味でしているので、合間に返信したりしている」(23歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)
・「バス通勤なので、景色を見ている: 退勤時は、日が沈む方向に帰るので、最前列に座るか立つかして、夕日を見る……そうすると、一日の会社でのもやもやが晴れて癒される」(30歳女性/小売店/事務系専門職)

■総評
通勤時間にしていること、最も多かった回答は「音楽を聞く」と「寝る」だった。音楽は「リラックスするため」と「仕事へのテンションを上げるため」という相反する目的が挙げられていた。最近ではradikoなどラジオのアプリなどを利用したりpodcastなどで関心が向いた番組を聴いている人もいるようだ。「寝る」と答えた人は、ちょっとでも睡眠時間を確保したい、というお疲れ気味の方が多かった。

「読書」や「ニュースチェック」という声も目立った。通勤電車の中で新聞紙を読む、文庫本を読むというのは定番中の定番の光景だったが、最近ではスマホで読書したりニュースをチェックする方が増えている。「最新ニュースをチェックできる」という利点があるとのこと。スマホでネットサーフィン、メール、SNSでの書き込み、ゲーム、動画視聴なども、ごく当たり前の時代になった。英語を勉強したり、資格試験勉強をするのも、スマホならすごく便利だ。

「考え事をする」という回答も意外にあった。仕事の段取りを考えたり、頭を整理したりする人もいれば、「妄想」「精神統一」なんて意見もあった。「満員電車で他に何もできない」という声も……毎日ご苦労様です。

その他、徒歩通勤の人は「ウォーキング」、自転車通勤の人は「口笛」、電車通勤の人は「広告を見る」、バス通勤の人は「景色を見る」などなど、人それぞれの通勤スタイルが明らかになった。毎日の通勤時間、意外に一人の時間を楽しんでいる人も多いのかもしれない。

調査時期: 2015年7月8日~7月12日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性145名 女性155名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート