ジェルネイルはブラシを使って描いていくのが基本ですが、実は100均で入手できるウェットティッシュやティッシュを使うと、ブラシでは再現が難しい独特の雰囲気のネイルを描くことができます。ここではブランケットアートのやり方を紹介します!

「ウェットティッシュでポンポン」で独特のテクスチャを

まずは下準備。発色が良くなるようにカラーベースは白を使います。また、ウェットティッシュで色つけを行うので、あらかじめアルミホイルを用意しておき、使う色のジェルを容器から適量出しておきましょう。

※筆やUVランプなど、ジェルを使ったセルフネイルに必要な道具は既出記事「マスト&オススメアイテムまとめ」で確認してくださいね。

なお、ベースがはみ出ると、はみ出た部分からネイルがはがれてしまいます。もしベースがはみ出たら、以下の写真のようにウッドスティックで調整します。

カラーベースを塗り終えたらUVランプで固めます (30秒程度)。

次に、ウェットティッシュを折り、角の部分を使ってアートしていきます。

アルミホイルに用意したジェルを角につけて、ポンポンとたたくようにジェルをのせていきます。

このように色がのったらUVランプで固めます (30秒程度)。

続いて、ウェットティッシュの角を変えて別の色をつけます。あまりつけすぎるとブランケットの印象にならないので、色をとりすぎたらアルミホイルの方に戻します (調節します)。

こんな感じでぼやけるようにするのがポイントです。色をつけ終えたらUVランプで固めます (30秒程度)。

細めの筆を使い、硬めの白いジェルで線を描きます。より「チェックっぽさ」を出すためです。

ウェットティッシュで描いた線がまっすぐになっているかどうか適宜確認し、まっすぐになっていればUVランプで固めます (30秒程度)。のせる色の数に応じてこの作業を繰り返します。

線を描いたら、ウェットティッシュを使って線をポンポンします。こうすると、細い線でもぼかした感じの線にすることができます。

仕上げのトップジェルはツヤ出しでもいいのですが、ここではマットコートを使います。マットコートを塗りおえたらUVランプで固めます (1~2分程度)。

最後にエタノールを浸したコットンで拭き取って完成です。

ブランケットアートのバリエーション例です♪

秋ネイル(裏技)♪ 100均グッズも活用! ブランケットアートのセルフネイル

教えてくれたのは……

青山紗里衣 (あおやま さりい) さん

ネイリスト。アトリエはるか川崎アゼリア店の店長を務める。最近ママになり、今までより健康を意識した料理作りにはまっている。


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