芯をしまったつもりでワイシャツの胸ポケットにボールペンをしまおうとして、誤ってワイシャツに線を書いてしまうなど、シャツにボールペンの汚れを付けてしまうケースがあります。洗濯機だけではなかなか落ちませんが、今ではすっかり身近なアイテムとなった「手ピカジェル」がよく落ちるらしいということで、実際にやってみました。

タオルを下に敷いて歯ブラシでこする!

誤解のないようにお伝えしておきますが、この記事は商品の宣伝でも何でもないです。別に「手ピカジェル」じゃなくても効果があると思いますが、最も身近なジェル状の消毒液ということで選んでみました。

用意するのは「手ピカジェル」と歯ブラシ、使い古したタオル。タオルは、落としたインクを吸収させるために使います。

このようなボールペン汚れを落としてみます。

ボールペンの汚れが付いた面を下側にして、ワイシャツの裏側からジェルをつけます。

歯ブラシでこすります。歯ブラシを使うのは、「人体に使っても大丈夫なものは、衣類などの繊維にも優しいから」という考え方によるものです。

ボールペンのインクがタオルに移っていることを確認しながら、歯ブラシでワイシャツをこすります。

汚れの程度にもよると思いますが、ここでは3分ほどこすっただけでここまでキレイになりました。

ワイシャツに付いたボールペンの汚れは「手ピカジェル」がよく落ちるらしい

教えてくれたのは……

田辺明敏さん

田辺クリーニング 二代目店主。クリーニング一筋30年以上。専用の工場もあり、技術に定評がある埼玉県のクリーニング店を経営。地元商工会の洗濯講座などのセミナー講師も担当している。

本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。