保険クリニックはこのほど、20歳~60歳の働く女性500名を対象に「将来の経済的リスクに関するアンケート調査」の結果を発表した。調査期間は8月31日~9月1日。

将来の経済的リスク1位は「老後」

「自分にとっての"将来の経済的リスク"には何があると思いますか?」

調査ではまず、「将来の経済的リスクには何があると思いますか?」と尋ねたところ、「自分の老後(376名)」と回答した人が最も多かった。次いで「病気などで働けなくなること(292名)」「親の介護(280名)」と続き、全体の93.4%もの人が何かしらの経済的不安を感じていることがわかった。

リスクへの備えは「貯蓄」や「保険」が主流

「将来の経済的リスクへの備えとして、何をしていますか?」

続いて、"将来の経済的リスク"への備えとして、どのようなことをしているのか聞いたところ、「貯金(60.0%)」や「保険(36.8%)」という回答が大半を占めた一方で、「何もしていない」という人が3割弱(27.2%)いることもわかった。

「将来の経済的リスクの備えに関して、月収の何%ぐらい使っていますか?」

では、月収の何%くらいを備えに回しているのだろうか。将来の経済的リスクへの備えをしているという341名を対象に調べた結果、多い順に「5%未満(32.6%)」「5%以上10%未満(31.1%)」「10%以上2%未満(18.2%)」という結果となった。

保険に加入している女性、80.4%

「現在、保険には加入していますか。また、どんな保険に加入していますか?」

将来の経済的リスクの備えとして、多くの人が「保険」に加入していることがわかったが、では、どんな種類の保険に加入しているのだろうか。

まず、働く女性500名全員に対して、保険に加入しているか尋ねた結果、80.4%もの人が加入していることが判明。保険の種類について尋ねたところ、最も多かった保険は「医療保険」で307名が加入しているとのこと。次いで「がん保険(158名)」「終身保険(153名)」「個人年金保険(141名)」と続き、病気に対する備えが上位となった。