メットライフ生命保険は8月21日、働く未婚女性を対象に実施した「仕事観・人生観・ライフプラン」に関する調査結果を発表した。調査は6月6日~9日、アイリサーチ登録モニターのうち、20歳~49歳の有職者(年収300万円以上)かつ、医療保険に加入している未婚女性600人を対象に行われた。

将来の不安に備えて「貯蓄」している人44.5%

「将来の不安に備えた対策の中で有効なもの」

「将来の不安に備えて、実施している対策で最も有効だと思うもの」を教えてもらった結果、「貯蓄をする(44.5%)」が断トツの1位となった。「健康的な生活を心がける(30.8%)」という意見も多く見られ、また、少数ではあるが「定期的に健康診断を受ける(5.8%)」「人脈を広げる(4.7%)」という回答のほか、「対策はしていない」という人も8.3%いた。

「現在の貯蓄額」

具体的な貯蓄額を聞いてみたところ、最も多かった回答は「100万円未満(22.8%)」だった。次いで「100万円以上~300万円未満(20.2%)」「900万円以上(20.0%)」「300万円以上~500万円未満(17.8%)」という結果だった。

医療保険に加入する理由1位は「経済的な備え」

「医療保険に加入した理由」

次に、医療保険に加入した時期について調査した。結果、「20~24歳(50.7%)」が過半数を占めてトップとなり、次いで「25~29歳(26.0%)」「30~34歳(13.7%)」となった。加入した一番の理由としては、4人に1人が「経済的な備えとして(25.5%)」と回答したほか、「周囲に薦められたため(22.0%)」という意見も多かった。

以上の結果から、「働く女性が20代前半から医療保険の加入や貯蓄により経済的な準備をし、健康診断等を通して健康的な生活を心がけるという、将来を見据えた生活をされている状況が確認できた」と調査ではコメントしている。