みなさん、こんにちは。ディズニー大好きな吉田よしかです。
今回は、9月8日から始まった東京ディズニーシー(以下、TDS)のハロウィーンエンターテインメントプログラム「ザ・ヴィランズ・ワールド」の楽しみ方についてレポートいたします!
TDSにディズニーヴィランズ(悪役)が初登場!
東京ディズニーリゾートでは現在、秋のスペシャルイベントとして「ディズニー・ハロウィーン」を開催中。TDSでは今年から「ヴィランズ一色の、クールで妖しいハロウィーン」をテーマに内容が一新されており、ディズニー映画に登場するヴィランズ(悪役)たちが園内のあちこちに登場します。
そんなTDSの"目玉"とも言えるプログラムが、メディテレーニアンハーバーで行われる水上ショー「ザ・ヴィランズ・ワールド」。ディズニーヴィランズが主役のハロウィーンパーティーをテーマにしており、スペシャルゲストとしてヴィランズから招待(!)されたディズニーの仲間たちも、それぞれのヴィランズをイメージしたコスチュームを身にまとって登場します。ダンスタイムでは、ゲストも一緒になってパーティーに参加する場面も。
今回はこのショーの内容と、楽しみ方をご紹介。それでは、早速見ていきましょう!
ミステリアスな音楽とともに5台のフロートが登場!
開演とともにミステリアスな雰囲気の楽曲が流れ、水上にフロート(船)が登場。『眠れる森の美女』のヴィランズ・マレフィセントとクラリスが乗った船がハーバーの中央で停止すると、ヴィランズのハロウィーンパーティーが始まります。
ウィックド・クイーン(『白雪姫』に登場するヴィランズ)のシーンでは、クラブスタイルのビートにクラシックのサウンドが融合した音楽にのせて、ミニーマウスとウィックド・クイーンが「美しさ」をアピールしたポーズを披露。女王のコスチュームを身にまとったミニーマウスの美しさは必見です!
『ピーター・パン』のフック船長とミスタースミーの乗った船には、ミッキーマウスとプルートが同乗。海賊らしい、勇壮かつエレガントな音楽で「気品」をアピールします。
『ヘラクレス』に登場する死者の国の神・ハデスは、作中でもかなりコミカルな性格をしていますが、今回のショーでも「笑い」をテーマにダンスを披露。アップテンポな音楽に乗って、ドナルドダックやチップ&デールとともにコミカルな動きを見せてくれます。
『アラジン』に登場するジャファーは、魔術師の仮装をしたグーフィーと同じ船での登場。ジャファーが「ブーン・ブーン・ババーン! 」と呪文を唱えるとミステリアスアイランドの「プロメテウス火山」が大噴火し、ハーバーにパイロ(花火)が打ち上がります。噴火のシャッターチャンスはジャファーが呪文を唱えた直後! なお、この場面から、各キャラクターが船上から陸上に移動しはじめます。
続いては、デイジーダックと『リトル・マーメイド』のヴィランズ・アースラが妖艶な歌声を響かせながら登場。アースラの歌声にあわせるように、シャボン玉と水柱が噴出し、海の底から沸き上がるような不思議なメロディーがハーバー中を包みます。
各フロートのパフォーマンスが終わると、「パーティをもっと盛り上げよう! 」とミッキーが提案。それぞれのヴィランズの歌と呪文を組み合わせて、ゲストを巻き込んだダンスタイムが始まります。フィナーレでは、キャラクター全員がピアッツァ・トポリーノ(ミッキー広場)に集結。再び船に乗り込んでハーバーを一周します。
観賞場所のおすすめは?
今回の「ザ・ヴィランズ・ワールド」では、ハーバー内5ヶ所に船が停泊します。好きなキャラクターが見える位置でショーを鑑賞したい! という方は以下を参考にしてくださいね。なお、キャラクターはそれぞれの船に乗って登場。ジャファーが呪文を唱えるシーンの後に陸上に降りて、フィナーレ時には全員が「ピアッツァ・トポリーノ」に集合します。ヴィランズは下船しないのでご注意を!
■ミッキーマウス
ジャファーのシーンから、ゲスト参加のダンスタイムシーンまで、ショーエリア「リドアイル」に登場します。その後、「ヴィラ・ドナルド・ホームショップ前」を通り、「ピアッツァ・トポリーノ」でフィナーレを迎えます。
■ミニーマウス
ジャファーのシーンからフィナーレまで「ピアッツァ・トポリーノ」にいて、他のエリアには移動しません。ミニーマウスを見たい! という場合は「ピアッツァ・トポリーノ」で鑑賞しましょう。
■ドナルドダック
ジャファーのシーンでは、ショーエリア「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」前にいます。ゲスト参加シーンでは、「ピアッツァ・トポリーノ」とショーエリアの「バケーションパッケージ専用ショー鑑賞席」の辺りを行き来した後、「ピアッツァ・トポリーノ」でフィナーレを迎えます。
■チップ&デール
ジャファーのシーンでは、ショーエリア「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」前に。ゲスト参加シーンでは「バケーションパッケージ専用ショー鑑賞席」と「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」前の辺りを行き来した後、「ピアッツァ・トポリーノ」でフィナーレとなります。
■グーフィー
グーフィーはしばらく船上に残っていますが、ゲスト参加シーンが始まるとショーエリア「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」前に上陸。「バケーションパッケージ専用ショー鑑賞席」を通りながら、「ピアッツァ・トポリーノ」でフィナーレ。
■プルート
ジャファーのシーンでは、ミッキーマウスと共にリドアイルにいます。ゲスト参加シーンでは単体で移動し、ショーエリアの「ヴィラ・ドナルド・ホームショップ前」でダンス。この場所にいる時間が長いので、プルートファンは「ヴィラ・ドナルド・ホームショップ前」での鑑賞がおすすめです。その後、「リドアイル」から歩いてくるミッキーやデイジー、クラリスと同流して「ピアッツァ・トポリーノ」に集まります。
■デイジーダック
■クラリス
デイジーダックとクラリスの動きは同じ。ジャファーのシーンでは船上から降りません。
以上の点をまとめると、ミッキーマウス、デイジーダック、プルート、クラリスを見たい人は「リドアイル」~「ピアッツァ・トポリーノ」間、ミニーマウスを見たい人は「ピアッツァ・トポリーノ」、ドナルドダックとチップ&デール、グーフィーを見たい人は「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」~「ピアッツァ・トポリーノ」間がおすすめの鑑賞スポットとなりますね。
ショーのポイントをばっちりおさえて、「ザ・ヴィランズ・ワールド」の世界を心ゆくまで楽しみましょう!!
※記事中の情報は2015年9月取材時のもの
(C)Disney
著者プロフィール: 吉田よしか(ヨシダヨシカ)
東京ディズニーランドが開園した1983年以降、30年以上に渡りパークに通い続けているディズニーの達人。『TVチャンピオン』(テレビ東京)の「ディズニー通選手権」出場、『東京ディズニーリゾート知識王No.1決定戦』(日本テレビ)優勝経験を持つ。「親子ディズニー通選手権」では、夫と娘も同番組に出場。現在は、家族全員(夫、長女、長男)ディズニーファンとして、テレビ・雑誌・ラジオ・新聞など各メディアで活躍中。年間300日以上パークに足を運び、最新情報やディズニー関連情報などを毎日紹介するAmeba公式ブログ『吉田さんちのディズニー日記』は1日平均50万PVを誇る。
著書に『東京ディズニーランド・シーお得技ベストセレクション』(晋遊舎)、『ディズニーシーであった心温まる物語』(あさ出版)がある。