エムティーアイはこのほど、「つわり」についての調査結果を発表した。調査は「ルナルナ ファミリー」に登録している妊娠を経験した女性を対象にインターネット上で行い、5月12日~6月30日の期間に3,198人から回答を得た。

9割以上が「はい」と回答

はじめに「つわりの経験があるか」との質問には92.8%の女性が「はい」と回答。つわりの始まった時期は「妊娠4~5週」(40.0%)が最も多く、症状がおさまった時期は「妊娠16~19週」(33.2%)がトップとなった。一方で「出産まで続いた」人も6.3%いた。

「胸やけ・むかむか感・胃もたれ」が1位に

具体的な症状としては「胸やけ・むかむか感・胃もたれ」(78.9%)、「吐き気・おう吐」(77.3%)、「においに敏感になる」(67.2%)が上位に入った。自由回答では、唾液が多くなる「唾液過多」や「食欲増進」をあげる人が多かった。

「パートナーにサポートしてもらった」人は8割以上

つわりの時に「パートナーのサポートはあったか」という調査では、「十分にサポートしてくれた」「どちらかといえばサポートしてくれた」をあわせると、8割以上もの人がパートナーにサポートしてもらったという結果になっている。

一方で、「まったくサポートをしてくれなかった」「あまりサポートをしてくれなかった」と回答した人に悲しくなったり腹が立ったりしたエピソードを聞いてみると、パートナーから「つわりは病気じゃない」「最近ご飯手抜きだよね」と言われたことなどがあがった。

「『休んでいていいよ』というものの家事はやってくれない」「においの強いものがダメなのにギョーザを買ってきた」「飲み会へ行って朝方まで帰ってこない」など、パートナーの無神経な行動にイライラしたという人もいた。

同社は、「男性がつわりのつらさを理解するのは難しいかもしれない」とコメント。その上で、「体調も精神状態もいつもと違うことを心に留めて行動したり言葉をかけてみたりすることが重要なのかもしれません」としている。