14日(21:00~22:09)に放送される、俳優・福士蒼汰主演のフジテレビ系月9ドラマ『恋仲』の最終回に、ロックバンド・銀杏BOYZの峯田和伸がゲスト出演することが9日、分かった。峯田は、民放の連続ドラマに初出演となる。

左から 本田翼、峯田和伸(銀杏BOYZ)、福士蒼汰

福士演じる三浦葵が、本田翼演じる芹沢あかりと運命の再会を果たし、さまざまな障害に七転び八起きしながら、本当の恋をつかんでいく姿を描く、月9王道の純愛ラブストーリーの同作。第1話での高校時代のシーンで、葵とあかりが、イヤホンを分け合って聞いていたのが、銀杏BOYZの「BABY BABY」だ。

続く第2話でも、7年ぶりに再会した2人の距離が近づくきっかけのシーンで、世武裕子によるカバーバージョンが流れたこの楽曲は、峯田が19歳のときに作詞・作曲したもの。こうした縁から、14日の最終回に出演することになった峯田は、主人公とヒロインに、何かを手渡すシーンで登場するという。

撮影に参加した峯田は「福士さんと本田さんの2人の感じが本当に良いなと思いました。(3カ月間の撮影で)2人の中から自然に生まれてくるものがあって、それがちゃんと芝居の中に見えて」と、お似合いの2人を目の当たりにした感想を語る。

今回「BABY BABY」が使われたことは、ドラマを見ていた母親から教えてもらったそうで、「作った当時は、まさか将来フジテレビのドラマでああいう形で使われるなんて想像すらしていませんでした」と驚きながら、「だから(音楽は)作ってみるもんだ、とあらためて思いました」と、今後の楽曲制作の励みにもなったようだ。

最終回は、あかりが故郷の富山に降り立ち、プロポーズを受けた翔太(野村周平)との待ち合わせ場所に着くと、そこに葵の姿があった。葵はあかりに、不器用ながらも正直で素直な気持ちを告白。「約束の場所で待っている」と伝えられたあかりは、葵と翔太の気持ちをどう受け止めるのかが見どころだ。一部生放送で、ネットと連動した演出も実施し、最終回を盛り上げる。