俳優の斎藤工が12日、東京・大井競馬場で行われた、東京シティ競馬(TCK)の新スタンド名称「G-FRONT」発表会に出席した。
TCKのイメージキャラクターを務める斎藤は、黒のパーティースタイルで大型馬に乗って登場。馬上からにこやかに手を振る"王子"のような姿に、会場に集まった女性ファンは黄色い大歓声を上げた。
イベント終了後、報道陣の取材に応じた斎藤は、「背筋が伸びて、神聖な気持ちになった。競走馬の2倍はある大きな馬だったので、『三国志』や『北斗の拳』の世界のようでワクワクした」と大満足。報道陣が王子のようだったと突っ込むと、「馬に乗るとそういうフォルムにしてくれる。普段は茶色いママチャリですよ。最近盗まれて、戻ってきたばかり」と苦笑いしながら自転車盗難エピソードも披露した。
また、イメージキャラクター就任をきっかけに、馬券を買うようになったという斎藤。「小さな額だけど、当たる感覚を得ました。非常に面白く、興味深い。目利きの人に教えてもらって、勉強しながら楽しんでます」とすっかりハマっている様子で、「統計とかに惑わされないで、お気に入りの数字とかにするとレースで感情移入しやすくなる」と独自の楽しみ方をアドバイスした。