P&Gはこのほど、「夏のドライブデート実態調査」を実施し結果を発表した。調査は7月10日~13日、男性がドライブデートしたいと憧れる職業(OL、モデル、キャビンアテンダント、看護師、企業の受付スタッフ、公務員、秘書、保育士、栄養士、カフェ店員)に就く20代~30代の独身女性300名を対象に、インターネットで行われた。

CA・モデル・看護士9割が「ドライブデートに行きたい」

「この夏、ドライブデートに行きたいか」

男性の憧れの職業TOP10に就く女性300名に、「この夏、ドライブデートに行きたいか」と質問したところ、およそ8割が「行きたい(81.7%)」と回答。特に「CA(93.3%)」や「モデル(90.0%)」、「看護師(90.0%)」の意向が高いことがわかった。

「ドライブデートをして付き合ってもいいと思うことがあるか」

また、ドライブデートをすることで相手への好感度が高まるかを聞くと、全体の84.7%が「高まる」と回答。さらに、ドライブデートをきっかけに「付き合ってもいいと思うことがあるか」尋ねたところ、全体の70.7%が「付き合ってもいい」と思ったことがあると回答した。特に、「OL」「モデル」「CA」「保育士」では、実に8割(いずれも80%)もの値を示しており、男性の憧れの職業上位3位の女性が、ドライブデートで相手に恋をしやすい傾向にあることが明らかとなった。

女性51.7%が「ドライブデートでホンネとタテマエを使い分ける」

「ドライブデートでホンネとタテマエを使い分けるか?」

次に、「ドライブデートでホンネとタテマエを使い分けるか?」と聞いたところ、女性の2人に1人が「よくある(13.7%)」「時々ある(38.0%)」と回答。具体的には、「暑いから窓開けていい?(車内がたばこくさくて換気したかった)」(香川県・カフェ店員)、「仕事が忙しいんだね。(ペットボトルの空が落ちていたり、車内の掃除ができていなかった)」(島根県・栄養士)など、車内環境に関する体験談や、「運転が男らしいね。(運転が荒い。下手くそ)」(高知県・モデル)、「運転疲れていない?(運転が下手で変わってしまおうかと思った)」(東京都・CA)、「安全運転だね。(減速しすぎで・かえって危ない)」(福島県・看護師)と、彼の運転技術にタテマエを使う人が多く見受けられた。そのほか「曲のチョイスが斬新だね(自分では絶対に聴かないジャンルの音楽)」(福岡県・モデル)、「車かっこいいね。(車にはこだわっているが・自身にはお金がかかってない)」(東京都・OL)といったエピソードが寄せられた。

女性が相手のクルマで重視することは「車内のニオイ」

「ドライブデートの相手のクルマで重視すること」

次に、ドライブデートの相手のクルマで重視することを教えてもらったところ、「高級車(22.3%)」であることや「カスタマイズしている(21.7%)」ことを重視する女性は少なく、圧倒的に「車内のニオイ・香り」や「車内外のきれいさ」(いずれも84.7%)を重視することがわかった。

「ドライブデートの相手の車内がイイ香りだったらどう思うか」

では、ドライブデートで車内がいい香りだと、どのような気持ちになるのだろうか。詳しく聞いた結果、9割の女性が「相手への好感度が高まる(90.3%)」と回答した。次いで、「相手のセンスが良い(86.3%)」と思い、「次もデートしたい(78.7%)」と、かなりの高評価。車内がイイ香りというだけで、6割を超える女性(64.3%)が「付き合ってもいいと思う」という驚きの結果も。女性にとって車内のニオイは、男性が思う以上に、重要な要素となっていることがうかがえた。

ちなみに、車内がニオうと、たとえ「高級車であっても」「車内外を清潔にしていても」「かっこいい運転を見せてくれても」「デートの段取りがよくても」、好感度はいずれも60%超ダウンすることが判明。ドライブデートをするなら、何はさておきニオイ問題を解決することが肝心と言えそうだ。