テスラモーターズジャパンはこのほど、関西の旗艦店「テスラ心斎橋」をオープンしたと発表した。東京・青山に続き、日本で2店舗目の直営店となる。

テスラ「モデルS」

大阪を中心とする関西圏では、これまでグローバルパートナーであるパナソニックの協力によるパナソニックセンターの展示ブースや、南堀江の仮店舗などで販売活動を行ってきたが、好調な販売を受けて直営店の開設が実現した。車両展示・試乗・グッズ販売・充電などを行うほか、2014年10月に発表し、2015年8月後半から納車予定のAWDモデル「Sデュアル」の実車とシャシーの展示も行われる。来店者は運転席に座り、運転操作を疑似体験できるだけでなく、実際に試乗することも可能だ。

テスラは2010年に日本法人を設立し、直営店「テスラ青山」をオープン。2014年にはサービスセンター「テスラサービスプラスセンター横浜」をオープンしている。2014年9月、「モデルS」の納車開始時にスーパーチャージャーステーションを東京に開設し、現在は全国6カ所に展開している。

「モデルS」は世界で初めて電気自動車としてゼロから製造されたプレミアムセダンで、その航続距離はこれまでに生産されたEVで最長となる528kmを誇る。AWDモデル「S デュアル」は価格が951万円(税込)となっている。