大井川鐵道はこのほど、「きかんしゃトーマス号」「ジェームス号」見学のための新金谷車両整備工場(車庫)開放について発表した。

「きかんしゃトーマス号」「きかんしゃジェームス号」

(c)2015 Gullane (Thomas) Limited.

「トーマス号」「ジェームス号」は現在、運転日を限定して新金谷~千頭間を1日1往復運転しているが、抽選に漏れた、または日程が合わないなどの理由で乗れないとの声も聞かれるとのこと。車庫開放はこうした声に応えるべく企画されたもので、普段は関係者以外立ち入りできない車庫内に「トーマス号」「ジェームス号」をセットした上で見学用に開放。列車に乗れなくても「トーマス号」「ジェームス号」に出会えるように配慮した。

車庫開放日(見学できる日)は8月31日までの毎日9~17時と、9月4日から10月12日までの「トーマス号」「ジェームス号」の運転日(計24日間)。各日とも9~11時と15時30分から17時まで開放し、見学料金として1名500円かかる(3歳以下無料)。

同社によれば、8月31日まで朝の時間帯に出発前の「トーマス号」「ジェームス号」の2ショットが見られるほか、8月27・28日を除き、必ずどちらかのSLが車庫に待機しているとのこと。9・10月は出発前の「トーマス号」や、仕事を終えて帰ってきた「トーマス号」の姿が見られる。