ビジュアル系エアーバンド・ゴールデンボンバーの歌広場淳が、10月31日に公開される映画『サイドライン』で映画に初出演することが18日、わかった。同グループのメンバーが映画に出演するのは、『死ガ二人ヲワカツマデ…』(2012年)で主演を務めた喜矢武豊に続き2人目となる。

映画デビューする歌広場淳

本作は、日本映画で初めて男子チアリーディングをテーマに描いた作品で、男性7人組ユニット・超特急が初主演を務めている。町内会の青年団に所属する幼なじみの7人は、とあるきっかけで出会った少女・ハナを励ますため、年に一度開催される祭りの初日イベントでチアリーディングに挑戦することを思いつく。

歌広場が演じるのは、森で行方不明になったハナを探す7人の目の前に現れる謎の人物・フラワー様。歌広場と超特急とは、雑誌での対談をきっかけに、ライブに招待するなど交流を深めてきた経緯があったことから制作サイドが出演をオファーしていた。歌広場はブログや番組出演時などでも超特急推しを公言しており、今回念願の共演が実現した。

「この映画を通して、僕は超特急のみんなから青春のお裾分けをしてもらいました」と語る歌広場は、「そんな彼らに恩返しをするためにも、僕は早く映画評論家になってこの映画に7億点を付けないと、と思いました。1人1億点。きっと、みなさんも同じように思うはずです」と作品を絶賛した。

映画のメガホンをとるのは『愛を歌うより俺に溺れろ!』(2012年)、『GOGO♂イケメン5』(2013年)などを手がけた福山桜子監督。共演には、浅見れいな、チャド・マレーン、福田麻由子、山崎銀之丞、真琴つばさらが出演している。

(C)2015『サイドライン』製作委員会