アニヴェルセルは14日、20~36歳を対象とした「結婚意識調査」の結果を発表した。それによると、結婚相手に求める年収は男性と女性で異なることが明らかになった。

結婚相手に求める年収、男性より女性の方がシビア!?

結婚相手に求める年収を尋ねたところ、「300万円以上」が31.5%で最多。以下、「500万円以上」が27.8%、「好きになったら収入は関係ない」が27.1%と続き、約6割が「300万円以上ならOK」と考えていることがわかった。

結婚相手に求める年収 男女総合

国税庁の統計調査(2013年版)によると、20代前半の平均年収は246万円、20代後半は339万円、30代前半は384万円、30代後半は425万円となり、これをアンケート結果に照らし合わせると、大半の人が一般的な平均年収程度の収入があれば結婚相手として問題ないと思っていることが推察される。

男女別に見た場合、男性の1位は「好きになったら収入は関係ない」で50.1%となった一方、女性の1位は「500万円以上」で36.2%。さらに女性は「収入は関係ない」の15.1%に対し、「700万円以上」~「1,500万円以上」の合計は18.7%に上り、男性より女性の方がシビアであることがわかった。

年代別に見ると、30代女性では、女性全体の3位だった「収入は関係ない」が4位にランクダウンし、1位の「500万円以上」が41.0%に増加していた。

調査期間は2015年3月14日~24日、調査方法はインターネット、有効回答は1,397人。