女優の清水富美加が、7月スタートのMBS・TBS系ドラマ『となりの関くん』にヒロイン役で出演することが25日、分かった。
同作は、森繁拓真の同名コミックが原作。授業中にもかかわらず机の上を遊園地に変えて遊ぶ、渡辺佑太朗演じる謎の男子生徒・関くんと、それをハラハラしながら見入ってしまう横井さんの2人が繰り広げるコメディだ。
清水が演じるのは、この横井さんで、授業中のため"心の声"で演じるという難しい役柄。清水は「セリフでのお芝居が少なく、リアクションでのお芝居が多いので、難しくて奮闘してます」と話し、苦戦しながら挑んでいるようだ。
原作の森繁は「横井さん役が清水さんに決まったときは小躍りして喜びました」と話し、「柔らかな雰囲気やコミカルな演技がとても魅力的で、まさにピッタリな女優さんだと思います」と高く評価している。
演出の細川徹監督も「(横井さん役は)大きく表情でリアクションする方が面白かったり、真顔の方が面白かったりするわけだが、清水さんは、その辺の勘がとてもよいです」と絶賛。「笑いがわかる女優は、どんな役でもできると思っているので、いろんな役をやってる清水さんを見てみたい」と、その将来性に期待を示した。
放送は、MBSが7月26日より、毎週日曜24時50分から。TBSが7月28日より、毎週火曜25時11分から。原克玄のコミックが原作のトミタ栞主演『るみちゃんの事象』との2本立てで、『となりの関くんとるみちゃんの事象』という枠タイトルで放送される。