保険クリニック(アイリックコーポレーション運営)はこのほど、6月21日の「父の日」を前に、夫婦の価値観に関する調査結果を発表した。それによると、女性より男性の方が自己・配偶者への評価を高く見積もる傾向にあった。

調査期間は2015年5月26~28日、調査方法はインターネット、有効回答は20~60歳の既婚男女各250人。

夫の価値を金額にするといくらになるか尋ねると、「妻が思う夫の価値」も「夫が思う自分の価値」も、1位は「お金に表せないくらい価値がある」となった。

金額を選んだ中では、妻が思う夫の価値は「1万~99万円」が19.0%、「0円」が17.9%、「1億~2億9,999万円」が14.3%。一方、夫が思う自分の価値は「0円」が24.4%で最も多かったものの、1億円以上と評価した人も20.5%で2割を超えた。

夫の価値を金額にするといくらになりますか(保険クリニック調べ)

妻の価値についても、「夫が思う妻の価値」「妻が思う自分の価値」ともに1位は「お金に表せないくらい価値がある」。金額を選んだ中では、夫が思う妻の価値は「0円」と「1,000万~1,999万円」が同率の18.9%、「1億~2億9,999万円」が13.2%。他方、妻が思う自分の価値は1,000万円以下が7割弱を占めた。

全体的に、女性の方が夫と自分の双方に対して低い価格帯を選び、厳しく査定していた。一方、男性は妻と自分の双方に対して1,000万円未満とした人はともに50%未満と、高く見積もっていた。