どうしてもお掃除をさぼってしまいがちな場所、トイレ。今回はプロが現場で実際に使っている道具のなかで、「トイレ」で使用するものを紹介します。道具をきちんとそろえておけばお掃除も楽しくなり、トイレが快適な空間になるはずです。
必須アイテム1: カウンタークロス
拭き掃除全般で使用します。雑巾でも代用できます。
必須アイテム2: サラクリーン
トイレでもサラクリーンは活躍します。カウンタークロスで拭いた後、水滴などをとる仕上げ用として使用します。当然ながら、トイレの場合は床用と便器用で区別する必要があるため、見た目ですぐ分かるようにしましょう。ここでは、サラクリーンの左上の部分を少し切ることで区別しています。
必須アイテム3: ペーパークロス
便座の裏側などに付いてしまった汚物などを拭くために使用します。水に流せる水溶性のクロスでは、ゴシゴシ拭く時の耐久性に難があるため、使用後に可燃ゴミとして処理する水溶性ではない、比較的丈夫なものを使用します。キッチンペーパーでも代用可能です。
必須アイテム4: クリーンペーパー
プロが使用しているのは、一般的なものよりもアルコール度数が強い消毒用ペーパー。アルコール度数が低めのウェットティッシュでも代用可能です。
必須アイテム5: 両面ブラシ
柔らかい素材と固い素材の2つがひとつになっているものです。目地などは固い部分で、蛇口などは柔らかい部分を使ってお掃除します。
プロは、トイレのお掃除をした後に消毒済みであることを示す消毒済み用紙を置いていきます。ご自宅でのお掃除には不要かもしれませんが、家族を喜ばせるために、お掃除に遊びゴコロを加えてみてもいいかもしれませんね。
なお、トイレはほかの場所に比べて雑菌が繁殖しやすいこともあり、掃除道具は使用後、すぐに乾燥させるよう、カゴに収納するのがいいでしょう。また、同じクロスでも、便器用のものと床用のものは使い分ける必要があるため、印を付けたり油性ペンで書き込んだりして、間違えないように区別することが大事です。
教えてくれたのは……
株式会社ハートコード 代表取締役・代表。8,000回以上もの家事支援・代行の現場経験を有し、300回以上もの講座やセミナーに登壇。出演中のテレビ通販番組では、視聴者にわかりやすい説明で定評がある。幸運をひきよせるスマイル収納コンサルタント。
執筆:松田識史
株式会社アスラン編集スタジオの編集ライター。専門紙の記者を経て同社に入社。ビジネス分野からライフスタイルまで、幅広いジャンルの書籍や雑誌、Web媒体の企画・構成・執筆などを行っている。
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