リクルーティング スタジオは5月28日、月間400万アクセスあるスマートフォンアプリ「名字由来net」およびWEBサイト「名字由来net(Web)」から「一、二、三の数字にまつわる名字ランキングベスト30」を発表した。なお同ランキングでは、同アプリとサイトのデータベースから、電話帳データをもとに実世帯が確認できるもののみを集計した。
1位となった名字は「三浦」で、全国人数はおよそ32万5,000人。現在の神奈川県である相模国三浦郡がルーツの1つとされており、現在は秋田県や青森県など東北地方に多くみられる。プロスキーヤーで登山家の三浦 雄一郎(みうら ゆういちろう)氏も青森県出身として有名だという。
2位は全国におよそ11万2,000人みられる「三宅」姓で、岡山県に全国最多となるおよそ2万2,000人が住んでいる。岡山県内では3番目に多い苗字とのこと。岡山県の出身者では、元プロ野球選手で連続フルイニング出場歴代2位の記録を持つ三宅 秀史(みやけ ひでし)氏が知られている。
3位は「三上」となった。「三上」姓は、全国人数およそ8万1,600人で、うち青森県に全国最多のおよそ1万5,000人が集中している。青森県出身の有名人にとしては、声優の三上 枝織(みかみ しおり)さんが挙げられる。
「一」がつく名字で最上位となったのは「一ノ瀬」だった。20位の「一瀬」や「一之瀬」にも関連する名字で、佐賀県や長崎県に多くみられるという。「二」がつく名字の最上位は「二宮」で、アイドルグループ・嵐のメンバーである二宮 和也(にのみや かずなり)さんが有名。
ベスト30にランクインした名字の有名人には他にも、プロサッカーチーム・横浜FCの三浦 知良(みうら かずよし)選手や、俳優の三浦 翔平(みうら しょうへい)さん、アイドルグループ・V6の三宅 健(みやけ けん)さん、脚本家の三谷 幸喜(みたに こうき) さん、お笑いコンビ・さまぁ~ずの三村(みむら) マサカズさん、アイドルグループ・SKE48 の二村 春香(にむら はるか)さん、アイドルグループ・Kis-My-Ft2 の二階堂 高嗣(にかいどう たかし)さんなどがいる。
また、「一」「二」「三」の漢数字を全て使った名字「一二三(ひふみ)」も全国におよそ850人みられ、プロ野球チーム・阪神タイガースの一二三 慎太(ひふみ しんた)選手が有名。他にも複数の漢数字を含む名字として、「三分一(さんぶいち) 」(およそ500人)や「一二(かずじ) 」(およそ100人)、「三二(さんに) 」(およそ40人)、「二三(ふたみ)」(およそ10人)などがある。
今回ランクインした30種の名字のうち、「三」がつく名字が全体の70%(21件)を占め、1位の「三浦」から6位の「三輪」までの上位を独占する結果となった。なお、「二」がつく名字は6件、「一」がつく名字は4件のみだった。
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