ヤーマンはこのほど、関東1都3県在住の20~40代の女性500名(各年代均等割付)を対象に「体の露出とボディケア」に関する調査を実施し結果を発表した。調査期間は5月15日~18日。
女性87%が、体に自信がなくて露出にためらい
「露出の多い服を着るときに、自分の体に自信が持てないことは?」と尋ねた結果、「自信が持てないことがある(87%)」と回答した人は、約9割にのぼった。
そこで、自分の体のどのようなポイントについて露出をためらうのか調べたところ「余分なお肉(73%)」や「お肉のたるみ(55%)」、「メリハリのない体のライン(53%)」が上位となった。また、「胸のハリの少なさ(28%)」や「胸の垂れ(22%)」などを挙げる人も見受けられ、「胸」の状態を気にして露出をためらう女性も多いことがわかった。
体のパーツとしては「おなか(69%)」と「太もも(67%)」の露出をためらう人が多く、そのほか「二の腕」「お尻」「ふくらはぎ」「背中」などのパーツも上位に並んだ。具体的には、「おなかが出ているので、薄いTシャツを着るときはなるべく引っ込めるようにしている」(33歳)、「太ももの太さが全体的に気になり、座ったときに横に広がってさらに太く見えるのが特に恥ずかしい」(23歳)、「電車でつり革につかまっているとき、窓に映る二の腕がプルプルしているのが気になる」(26歳)、「自分のお尻の大きさがとても気になるのでパンツに抵抗があり、いつもスカートをはいてしまう」(46歳)といった声が寄せられた。
また、周囲の女性の体のパーツで、つい見てしまうポイントについて聞いたところ、「会社の女性がぴったりしたTシャツを着ており、段になったおなかのお肉が見えて格好悪かった」(46歳)、「白いパンツをはいた女性の下着からはみ出したお肉のラインを見て、自分は周囲からどう見えるか気になってしまった」(38歳)、「ブラジャーからはみ出る背中のお肉が気になり、スーパーなどで人の後ろに並ぶときについ見てしまう」(37歳)といった回答が並んだ。
女性6割が"不本意ボディ"のまま露出シーズンへ
続いて、露出をためらうパーツを理想の状態に近づけるために使用するボディケアの成果についての調査を実施。「ボディケアの成果が出ず、不本意な体で露出の時期に突入したことはあるか」と尋ねたところ、約6割の女性が「ある(58%)」と回答した。また、「不本意な体のまま、露出の時期が終わった(53%)」という女性も半数超となり、さらに「不本意な体だったので、露出の多い服を着るのを諦めた」人も57%にのぼった。多くの女性が、理想の体型と程遠い"不本意ボディ"のまま露出の時期を迎えたり、そのまま露出の季節を終えたりしているだけでなく、着たい服を着ることができていない女性も多くいることがわかった。
ボディケアの悩みは「時間がない・面倒」
次に、ボディケアの悩みについて調べたところ、最も多かった悩みは「面倒でケアの頻度が少なくなってしまう(57%)」だった。次いで「時間がなくケアの頻度が少なくなってしまう(37%)」「ケアが面倒でできない(34%)」と続き、多くの女性が、ボディケアに対して手間や時間がかかると考えていることが明らかに。そのほか、「ケアの方法が分からない(33%)」と、ケアを実践できていない女性も3割超いることが分かった。