ヴォーカーズはこのほど、2007年7月~2015年5月に、社員・元社員から投稿された官公庁に対するレポート回答(1,010件)を対象に作成した「ハードワーク公務員ランキング」を発表した。

ハードワーク公務員ランキング

同ランキングは、同社に寄せられたクチコミのうち、官公庁に対する企業評価レポートの「社員の士気」「残業時間(月間)」「有休消化率(月間)」データを元に集計したもの。「社員の士気」が高く「残業時間」が長いほど5段階評価が高くなり、「有休消化率」が低いほど5段階評価が高くなる。

1位は、ハードワーク度が3.80で同率の財務省と経済産業省だった。

残業時間は財務省が77.33時間、経済産業省が96.07時間と激務だが、「自分の携わっている政策が実際に動き出した瞬間にやりがいを感じる(財務省)」「国を動かす為の仕事であるため、官僚として最高の仕事(財務省)」と、高い士気を持って働いていることがわかるクチコミが多かった。

トップ10には、3位の警視庁を筆頭に、大阪府警察(4位)、愛知県警察(8位)の3つの大都市警察がランクインした。

いずれも犯罪発生率の高い地域で市民の安全を守る仕事に就いており「被害者から感謝された時や人名救助に成功した時にやりがいを感じる(警視庁)」なと、市民からの感謝の声にやりがいを感じているというクチコミが多く寄せられた。