貼り紙は、当然ながら人目に触れないと意味がありません。でも家の中の貼り紙は、他人を自宅に招いた時は、できるだけ人目に触れてほしくありません。扱いが厄介なこの貼り紙、「人目につかず役目を果たす」ものにするために、筆者が実行している方法を紹介します。

自分の視界にさえ入ってくればいい

子供が持ってくる学校からのお便り類や粗大ごみの分別方法、ごみの収集日、休日診療の病院案内……すぐ目に付くところに留めておきたい情報はいっぱいありますよね。知りたい時にすぐに取り出したい情報は、日常生活にさりげなく溶け込ませるように心がけています。

例えば収納棚。本来であれば正面に貼り出したいところですが……

我が家の収納棚。扉の正面に貼り紙したくなりますが……

そんな気持ちをおさえ、わが家では扉の裏側にピンを差し込んで、ダブルクリップでとめたり、書類の整理に活用したりしています。扉を開くといった、日常の動作の流れの中で、大事な情報が目に入るようにしています。

大事な情報はこのように裏面に。ピンを差し込んで、ダブルクリップで留めた書類の整理に活用しています

台所用の吊戸棚も有効な場所だと思います。吊戸棚の下部に自分だけがわかるように、メモを貼り付けておきます。ここでは、お料理していて、フッと見上げれば、必要な情報が視界に入ってくるというシンプルな流れを意識しています。

台所の吊戸棚の下は、貼り紙に有効な場所

収納上手な人にとっては当たり前のテクニックかもしれません。ただ筆者の場合、「すぐに必要になる情報を、人目につかない場所に集める」という行動が、自然と情報の取捨選択につながり、ムダな情報を捨てる効果を生みましたので、試してみるといいかもしれません。

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