「会社員の健康コントロールは、いかに健康に小腹を満たせるかにかかっている」――。そう、日々“不健康“な生活を送ってしまいがちな会社員の皆さんには「お菓子で小腹を満たす」でも「間食を我慢する」でもない「健康的に小腹を満たす方法」が求められているのだ。

今回マイナビニュースでは、会員500人にアンケートを取得。会社員の間食の実情と、会社員が取るべき”正しい”間食をどうするかについて考えてみたい。

「夕方にの小腹はお菓子で満たす」人が約9割

まず「夕方に小腹が空いて何か食べることはありますか?」という質問に対して、63.2%が「ある」と回答。6割以上が夕食前の間食を経験していることになるが、問題なのはその内訳。「おせんべいやクッキー、スナック菓子などのお菓子で済ませてしまうことはありますか?」という問いには89.9%が「はい」と答えている。

夕方に小腹が空いて何か食べることはありますか?

間食への罪悪感もおおよそ3人にひとりが「ある」と回答。「栄養面から見て、健康に良くないと思うことはありますか?」との問いにも67.4%が「思う」と回答している。多くの会社員が「小腹空く」→「お菓子食べる」→「不健康」というあまりよくない流れをたどっていることが分かる。

おせんべいやクッキー、スナック菓子などのお菓子で済ませてしまうことはありますか?

ならば、お菓子以外で小腹を満たすには何を食べるべきなのか。アンケートでは、「本来ならしっかりしたご飯を食べたい」と思っている人が67.2%いることがわかったが、罪悪感も少なく・健康面の心配も少ない別の「何か」であれば、前述したようにむしろ間食はしたほうが良い場合も多いのだ。

ということで続いては、筆者が見つけたオススメの間食フードをご紹介しよう。

”腹持ち感”にこだわったパラチノース使用の「スローバー」

まず紹介したいのは、”腹持ち感”にこだわったというブルボンの栄養調整食品「スローバー」。当製品でユニークなのがこの”腹持ち”というキーワードだ。パラチノースという”腸での吸収が穏やかな糖質”を採用することで、ゆっくりとした消化・吸収を実現したという。味もチョコレートクッキーやベリー・バナナ・ココナッツミルクなどややお菓子寄りなので、これまでお菓子を間食に選んでいた人でも比較的導入しやすいかもしれない。

胃で膨らんで満腹感が得られる「コバラサポート」

続いて紹介したいのは、胃の中でゼリーが膨らみ小腹を満たしてくれる……そんなユニークな製品・大正製薬の「コバラサポート」。これはゆず風味の微炭酸飲料で、空腹時の胃の中ような強酸性の液体を含むと炭酸の泡を含んだゼリーが膨らむんだそう。缶ジュースタイプなのでちょっとした時間でも取り入れることができそうだ。甘い風味ながらカロリーオフなのも嬉しいところ。

砂糖不使用で脳のエネルギーになる「玄米でつくったライスミルク」

最後に紹介したいのは穀物ミルクとして最近話題の飲料「ライスミルク」を導入する手もある。各社製品を出しているが、例えばキッコーマンからは原材料が玄米100%の「玄米でつくったライスミルク」なる商品も。砂糖不使用なのにお米の甘さが引き出されていて、空腹感を癒してくれるそう。ちなみにマイナビニュースで以前実施したキッコーマン担当者のインタビューから引用すると「ブドウ糖は脳のエネルギー源とも言われており、夕方これから頑張るぞという時に有効な選択肢」とのこと。これなら130kcalなのでおにぎりよりカロリーが低いし、健康にも良い影響がありそうだ。

ということでいかがだっただろうか? ちりも積もれば……という言葉がある。毎日の間食も積み重ねれば、良くも悪くも自身に影響があるかもしれない。健康的な小腹対策を続けて、快適な会社員生活をぜひ送っていただきたい。