「StartupGo!Go!」実行委員会は21日、西日本鉄道および日本政策金融公庫と提携し、福岡市天神地区を拠点としたシードアクセラレーションプログラム(経済産業省委託事業)「天神COLOR」を6月から開始すると発表した。

同プログラムは、「グローバル創業・雇用創出特区」に指定された福岡市の中心地に位置する天神から、「世界を目指すStartupを生み出す」「起業家が起業家を生む好循環を創り出す」「エコシステムを構築する」の3つを目指して開催するもの。

「天神COLOR」チラシ

西日本鉄道が、九州大手企業として初めて本格的な起業家支援に乗り出し、コミュニティの場としてコワーキングスペースを提供。対象は、福岡にて活動するシード期の起業家や、社内ベンチャー、福岡進出を目指す起業家などで、週1回、磯崎哲也氏をはじめとするメンターを招き、事業に対するアドバイスなどを行う。さらに後援企業によるサポートを実施するほか、西日本鉄道に対するプレゼンテーションの場も提供する。

コワーキングスペースは2015年6月1日に開設。営業時間は24時間、募集人員は27人。使用料(月額、税別)は、フリー席が1万2,000円、固定席が1万5,000円、商業登記が5,000円。このほか、共益費月2,000円、入会費1カ月分、ロッカー使用料月1,500円となる。