女優の北川景子が主演する7月スタートのフジテレビ系ドラマ『探偵の探偵』(毎週木曜22:00~22:54)に、ユースケ・サンタマリア、井浦新、三浦貴大らが出演することが19日、明らかになった。北川とコンビを組む川口春奈とともに、脇を固める。

『探偵の探偵』に出演するユースケ・サンタマリア

同作は、小説『万能鑑定士Q』シリーズや『千里眼』シリーズの松岡圭祐が書き下ろす最新シリーズが原作。北川演じる紗崎玲奈が、川口演じる峰森琴葉とともに、悪徳探偵業者を調査・追及していくストーリーだ。

川口春奈(左)と、北川景子

ユースケが演じるのは、阿比留総合探偵社の社長・阿比留佳則。警察への捜査協力を積極的に行うことで名前を売り、マスコミにも積極的に顔を出すという自己顕示欲の塊のような男で、解決に至るための知識の披露や、気取ったプレゼンテーションが大好きな経営者だ。

劇中で須磨の必須アイテムとして登場する葉巻とサングラスは、ユースケの私物を使うという気合いの入れよう。ユースケは「私の趣味(笑)」と冗談めかしながら、「日常のユースケ・サンタマリアを役に取り入れることで、(阿比留というキャラクターが)面白くなるのでは」と、役づくりの一環であることを強調している。

井浦が演じるのは、玲奈が入所した探偵事務所スマ・リサーチ社の社長・須磨康臣。法令順守の感覚が鋭く、健全な会社運営を心がける、堅実なビジネスマンの一面を持ち、阿比留とは対照的な性格だ。長年探偵役を待ち望み、今回ついに初めて演じることになった井浦は「付き合いがいのある役柄に、演じる難しさと楽しさをいただきながら、スタッフ・共演者の皆さまと最後まで走り抜けたいと思います」と、喜びと意気込みを語っている。

そして、三浦が演じるのは、警視庁捜査一課のノンキャリア・窪塚悠馬。はじめは探偵に強い嫌悪感を示していたが、玲奈の過去を知って同情にも似た共感を覚えるようになっていく。三浦は「玲奈との今後の関わりも楽しみにしていただければ」と、北川演じる主人公との恋愛関係への発展を示唆している。

このほか、玲奈の殺された妹・咲良のDNA鑑定を担当した大学病院の医師・矢吹洋子役の高岡早紀、川口演じる峰森琴葉の姉・織田彩音役の中村ゆりに加え、相島一之、伊藤正之、六角慎司、高山侑子、渋谷謙人、阪田マサノブ、芳根京子、佐戸井けん太らも出演する。  

井浦新

三浦貴大