プロレスラーの真壁刀義が18日、都内で行われた映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のアフレコ収録イベントに出席した。

映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のアフレコ収録に臨んだ真壁刀義

本作は、27年ぶりに製作されたメル・ギブソンの出世作『マッド・マックス』シリーズの第4弾。主演のマックスをメル・ギブソンからトム・ハーディに変更し、シリーズ最高のノンストップ・カーバトルに究極のリアル・アクションが繰り広げられる。

本作の日本語吹き替え版でマックス(AKIRA)の最凶の敵ジョー役を担当する竹内力と共に声優デビューを果たした新日本プロレス所属の人気レスラー、真壁刀義がジョーの息子レクタス・エレクタスの声を担当。この日は報道陣向けのアフレコイベントに登場し、3回もアフレコを披露した真壁は何度かディレクターの注意を受けて「皆さん(報道陣)よりディレクターさんの方が怖いですから」とリング上での試合とは異なり戸惑いを見せつつも「声優は異業種でしょ? プロレスラーは戦うけど表現力が難しくて勉強になったね。俺もリング上でディスったりするけど、それとは似たようで違う。やっぱ改めて映画の素晴らしさを感じました」と声優業の奥深さを感じ取った様子だった。

声優でのハリウッドデビューについては「遅かれ早かれそうなるとは思ったよ。周りがほっとかないから! それが如実に現れたね」と自慢げに語り「実写でのデビュー? 良かったら推薦して下さい。ちょい役でいいんで! 僕は私生活が『マッド・マックス』ですから」とハリウッドでの俳優デビューにも色気を見せていた。映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、6月20日より全国公開。