大ヒットスタートを切ったディズニー映画『シンデレラ』(公開中)で継母役を演じたアカデミー賞女優ケイト・ブランシェットの特別映像がこのほど、公開された。

『シンデレラ』で継母役を演じるケイト・ブランシェット

映像では、ケイト・ブランシェット演じる継母の登場シーンや、シンデレラにひどい態度で接するシーンのほか、彼女が「永遠の名作だから、この継母役を演じるのも大きな喜びだわ」と語るインタビュー映像も収録。継母のシンデレラに対する態度についても「もう若くない。善人でもなく美しくもない。だから敵対するのよ」と分析し、「演技を楽しめる素晴らしい役だった」と語っている。

ケイト・ブランシェットはまた、「古典的物語をヘタにいじったりせず、ストレートに描きたいというのが彼の意向だった」とケネス・ブラナー監督の方針を説明。「その結果、おとぎ話ならではの世界観はそのままに、リアルな感情と多面的キャラクターで深みを加えた、家族みんなで楽しめる映画になったと思うわ」と自信をのぞかせている。

さらに、「映画では大抵、自分のラストシーンを撮り終える頃に、ようやく自分の過ちに気づくから、公開された時のことを考えてビクビクしながら『これを最後に引退しよう』って思うわけ(笑)」と衝撃告白。「でも素晴らしい監督や魅力的な共演者と仕事をする機会を与えられたら、やっぱり女優を続けたいと思ってしまう。怖いのは山々だけど、やめられない、ってね(笑)」と、いつも恐怖を乗り越えて前に進んでいることを明かした。


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