内閣官房内閣人事局は28日、「女性国家公務員の採用状況のフォローアップ結果」を発表した。
女性比率が低いのは「防衛省」
政府は平成27年度(2015年度)の国家公務員の採用について、国家公務員採用試験からの採用者に占める女性の割合を「全体で30%以上」にするとしている。
このたびの発表によると、「平成27年度4月1日付け国家公務員の採用者数」は6,412名、うち女性は2,017名(31.5%)であった。昨年度の女性比率は26.7%で、4.8ポイント増となった。
府省等別の採用比率を見ると、女性比率が5割を超えているのは「特定個人情報保護委員会」(66.7%)、「内閣官房」(60.0%)、「消費者庁」(50.0%)、「会計検査院」(50.0%)。女性比率が最も低いのは「防衛省」(21.7%)であった。